継続は力・・・だった、やはり

我が家の体重計が壊れました(重みで、ではないですよ

現在自宅で使っているのはOMRONのKARADA SCAN HBF-358です。
体重を指し示す液晶部分の表示がされなくなってしまい、電池を交換しても戻りませんでした。
上半分だけ、という余りにも不自然な表示のため故障なのかなぁと思い、検索してみると同様の症状が余りにも多いことに気付く。

BLOGで検索をすると、この体重計を購入したのは2006年の9月頃なのでほぼ四年ほど前。当然保証期間は過ぎており無償保証の対象外なので、修理しようかそれともはたまた新しいのを買おうかちょっと迷い中です。

にしても、自分のBLOGを検索して、家具を購入した時期を検索するなんて、当初の予定では考えられなかったことでした。これはこれで大発見。

カラーバス効果

タイトルは、意識していることに関係する情報が、無意識のうちに自分のところにたくさん集まるようになること(タイトルと本文は関係あり・・・ます)。

 昨日、Music Loversを横目でチラリと見てたらスキマスイッチが秦基博と一緒に、竹内まりあの「元気を出して」をカバーしてました。

ん~、あれ?モジャモジャアフロの人がいない。

いつのまにかモジャモジャの人は、モジャモジャではなくなってしまったんですね。僕の中のスキマスイッチのイメージは「全力少年」のままで止まっているので、アフロのモジャモジャの人がいないとスキマスイッチじゃないような気がしてしまいました。

普段ならあっさり見落とすところですが、最近スキマスイッチのファンの方とお知り合いになったため、思いのほか心に残りました(いわゆるカラーバス効果ってやつです

僕の中では永遠のモジャモジャは、高校の同級生、新藤涼平くん。あ、もしかしたら彼ももうモジャモジャではないかもしれません。

『「離活」――終わりの始まりを見極める技術』

『「離活」――終わりの始まりを見極める技術』
原 誠
講談社

読後の感想
この本を電車の中で読んでいたら、何度かジロっと見られた。なんか周りの人の目がきつかった気がする(気のせい?

印象的なくだり

理論的には、原因が除去できないときは、決断のときだと思います。ですから、破綻の原因は非常に重要な意味があるのです(P033)。

結婚してから問題となることに、宗教や病気の問題があります。当事者は無宗教だったり、健康だったりしても
、家族にカルト的な宗教に入っている人がいたり、精神ないし神経関係の病をもっていたりすることがあります。
その場合、それが嫌だということで、結婚を解消できると思いますか?
できません。
なぜならば、宗教や病気に対する偏見になってしまうからです(P046)。

最高裁判所が、結婚の本質について、「両性が永続的な精神的及び肉体的結合を目的として真摯な意思を持って共同生活を営むことにある」との見解を示したことは前述しました。
昭和六二年九月二日のことです。戦後、いわゆる身分法が改正されてから約四0年の歳月が流れています。しかも、結婚の本質が離婚事件で述べられたというもの興味深いです。すなわち、離婚は、結婚生活の本質抜きにして語れないということが述べられています(P056)。

性格の不一致とは何なのか?
私は、性格の不一致とは「ものの考え方・価値観・人生観が同一ではない」というように理解していたのですが、インターネットでこのような記載を見つけ、なるほどと思う考え方でしたので紹介します。
「性格の不一致」とは、「行動パターンの不一致」だというのです。たとえば、何かトラブルが起こった時、妻は感情的に話そうとするのに対し、夫は黙ってしまう。妻は話さなければ分からないというのに対し、夫は何でも話さなければ分からないようでは夫婦ではない・・・・・・が如しです。これは、「相手が自分の望む行動パターンで対応してくれない」ということで、「行動パターンの不一致」になるというのだそうです(P071)。
不倫をした夫の友人が、密会場所を提供して、いわば不倫の共同不法行為者の一人として一○○万円の慰謝料が認められたというちょっぴり毛色の変わった字案もありました(P079)。

離婚届不受理制度
夫婦ゲンカをしてうっかり離婚届に署名をしてしまった、その離婚届は相手が持って行ってしまったなどという場合、この届けを役所に受理されないよう「不受理申出制度」を利用します。戸籍法ではなく、民事局長通達によって運用されている制度です。
対象となる届出は、離婚届だけではなく、婚姻届や養子縁組届も入ります。これらも相続権を発生させる重要な身分行為だからです。市町村役場に書式があるはずですから、勝手に離婚届が出されるような心配がありましたから、この不受理申出を行ってください
(P087)。

離婚を仕掛ける側の手段・考え方
「離婚」の二文字が浮かんだとき、まず取る方法・考え方は、離婚を仕掛ける側と仕掛けられた側で異なります。
仕掛ける側が「離婚」の二文字を浮かべたとき、まずその理由を挙げてみましょう。
他に好きな人ができたとき、あるいはすでに他の異性と性的関係になってしまった場合、有責配偶者なのですから、相応の償いは覚悟すべきです。とはいえ、それでは「離活」の戦略になりませんから、まずは有責性を悟られない行動をすることをお勧めします。個人的には良心の呵責を感じますが、あくまで戦略としてわりきったアドバイスです。
①帰宅は遅くならないようにする
②土日・休日は家にいる。
③そわそわしない。
④隠し立てしない。
⑤自宅でメールを打たない。
など、前記の予兆と逆の行動を取ってみましょう。「好きな人ができたから別れてほしい」などと、墓穴を掘るような別れの言葉は法律かとしてはお勧めできません。調停・訴訟に進んだとき、この言葉があなたを悪者にする決定打になるからです。
やはり、原点に戻り、「君とは生き方・価値観が合わない。これから一生一緒にいることはお互いにマイナスだと思う」などと、性格の不一致に離婚の理由を求めるほうがベターです。
とすると、やはり、あなたの生き方とパートナーの生き方を観察しておく必要があります。なぜなら、相手から「どうして?」と質問されることが多分にあるからです。そのとき、「君はあのときこういったよね」あるいは「あのときの行動は、ぼくと正反対だった」などと説明することができます。
もし、そのような準備がないと、そのときになって考えたりして不審がられます。「もしかして、他に好きな人ができたんじゃない?」などとカマをかけられたりして、思わず白状してしまうか、白状とまでいかずとも、ドギマギして慌てたりして隠し事があることを察知されたりします(P109)。

仕掛けられた側の手段・考え方
明確に仕掛けられれば、ショックを受けるものの、それなりの対応はありそうです。
まずは、「なぜ?」「どうして?」を連発してみましょう。相手は必ず、理由をいうはずです。「なぜ?」を連発すれば、逆上していても、相手のいうことのいくつかは理解できるはずです。「離婚」の二文字が浮かんだら、まず「なぜ?」と叫び、理由をさぐりましょう。
相手のいうことが少し理解できたとしても、これに同意しないことが必要です。「なぜ?」の次は、「分からない」、「理解できない」と連発しましょう。
そうしておいて、対策を考えることにするのです。それには時間をかけるほうがよろしいようです。時間稼ぎのための「なぜ?」であり、「理解できない」なのです。
逆上して、離婚届に署名してしまったりすると、前提の法律知識として解説した「不受理の申出」が必要になってりします。
つまり、冷静になって後悔しないことが大切です。それには時間を取りましょう。
いきなり離婚を切り出された場合のショックは計り知れないものがあると思いますが、間違っても他の人(たとえば子どもなど)に怒りをぶつけるようなことはすべきではありません(P111)。

破綻の予兆に始まり、何らかの決着が付くまでの夫婦関係をどう生きるか。これはこれで難問です。無視し合えばいいのですが、どちらかが文句をいえば、他方もこれをいい返し、戦線は拡大します。かといって、無視し合っていれば、そのまま「家庭内別居」として時が経過していくだけになります。
家庭内別居は別居と異なって、明確な基準がありません。例の、有責配偶者の離婚請求の条件の一つ、すなわち相当期間の別居に当てはまるわけではありません。とすると、有責配偶者にとってはこの期間は単なる心苦しい時間が続くだけであり、マイナスです。対する相手にとっては、メリットなのかデメリットなのか、判断しかねます(P120)。

離婚参謀を選ぶ
①離婚問題について豊富な経験と卓越した知識があること
②依頼者のあなたの話に耳を傾けてくれること
③相手方の動きを察知する推理力のあること
④一種のカウンセリングを含め、適切な対応をしてくれること(P151)。

実際、特別な出会いであったはずの男女がなぜ別れなければならなくなったのでしょうか。中には、「なぜ別れなければならないのか、自分でも分からない。ただ、今までの人生は自分で選んだ人生ではなかったような気がする。これからは好きなように生きたい」などとおっしゃる方もいますから、他人の私に「なぜ別れるのか」理解できないのもやむえをえないのかもしれません。
ともあれ、誰の言葉だったか忘れましたが、「愛してその人を得るのが一番よい。愛して、その人を失うのがその次によい」という言葉がありました。この言葉に依れば、離婚経験も捨てたものではなさそうです。愛して一度は得ることができたのですから(P204)。

『生物と無生物のあいだ』

『生物と無生物のあいだ』
講談社
福岡 伸一

読後の感想
これほど感傷的になれる生物学の本を知りません。そんな本でした。
書いてある内容は、学術的にはどうなのかはよくわかりませんが、当時の研究所の様子や人間関係、時代背景を丁寧になぞって書かれているので、あたかもその時代の当事者になったかのように引き込まれました。
動的平衡のくだりはいい意味で文学がかっています。
筆者はなんてロマンチストなんだろう、と思わずにはいられませんでした。
俗っぽい言葉で言えば「少年の心」を忘れないままの研究者というところなんでしょうけどね。
いずれにせよ「読ませる」学者さんですね。
中学生の頃に読んでいたら生物学者を目指していたかもしれません。

印象的なくだり
ウイルスは、単細胞生物よりもずっと小さい。大腸菌をラグビーボールとすれば、ウイルスは(種類によって異なるが)ピンポン玉かパチンコ玉程度のサイズとなる。光学顕微鏡では解像度の限界以下で像として見ることはできない。ウイルスを「見る」ことができるようになったのは、光学顕微鏡よりも十倍から百倍もの倍率を実現する電子顕微鏡が開発された一九三〇年代以降のことである(P035)。

ウイルスをして単なる物質から一線を画している唯一の、そして最大の特性がある。
それはウイルスが自らを増やせるということだ。ウイルスは自己複製能力を持つ。ウイルスのこの能力は、タンパク質を甲殻の内部に鎮座する単一の分子に担保されている。核酸=DNAもしくはRNAである(P037)。

生命現象に参加する粒子が少なければ、平均的なふるまいから外れる粒子の寄与、つまり誤差率が高くなる。粒子の数が増えれば増えるほど平方根の法則によって誤差率は急激に低下させうる。生命現象に必要な秩序の精度を上げるためにこそ、「原子はそんなに小さい」、つまり「生物はこんなに大きい」必要があるのだ(P143)。

第9章 動的平衡とは何か
よく私たちはしばしば知人と久闊を叙するとき、「お変わりありませんね」などと挨拶を交わすが、半年、あるいは一年ほど会わずにいれば、分子レベルでは我々はすっかり入れ替わっていて、お変わりありまくりなのである。かつてあなたの一部であった原子や分子はもうすでにあなたの内部には存在しない(P163)。

アミノ酸とタンパク質の関係は、文字と文章との関係に対応する。ちょうどアルファベットの並び順が、特別の文章を紡ぎだすように、数珠玉のように何十、何百と連結したアミノ酸の配列順序こそが、あるタンパク質を他のタンパク質から区別する斑紋となる(P232)。

ドミナント・ネガティブ現象
タンパク質分子の部分的な欠落や局所的な改変のほうが、分子全体の欠落よりも、より優位に害作用を与える。部分的に改変されたパズルのピースを故意に導入すると、ピースが完全に存在しないとき以上に大きな影響が生命にもたらされる。
ドミナント・ネガティブは、分子生物学の現場でも広く知られるようになってきた生命という系固有の現象である。マウスに致命的なアタキシア症状をもたらすことになった、頭三分の一を失った不完全なプリオンタンパク質。これが引き起こしたことはおそらく次のようなドミナント・ネガティブ現象だったのである(P267)。

インテリジェントビルの、精密に制御されたエレベーターのように、最小の振動ときわめて微弱な加速度しか感じさせない乗り物に乗ったとき、私たちはそれが上昇しているのか下降しているのか、あるいは動いていることすらわからないことがある。時間という乗り物は、すべてのものを静かに等しく運んでいるがゆえに、その上に載っていること、そして、その動きが不可逆的であることを気づかせない(P270)。

機械には時間がない。原理的にはどの部分からでも作ることができ、完成した後からでも部品を抜き取ったり、交換することができる。そこには二度とやり直すことのできない時間というものがない。
生物には時間がある。その内部には常に不可逆的な時間の流れがあり、その流れに沿って折りたたまれ、一度、折りたたんだら二度解くことのできないものとして生物はある。生命とはどのようなものかと問われれば、そう応えることができる
(P271)。

今、私の目の前にいるGP2ノックアウトマウスは、飼育ゲージの中で何事もなく一心に餌を食べている。しかしここに出現している正常さは、遺伝子欠損が何の影響をももたらさなかったものとしてあるのではない。つまりGP2には細胞膜に対する重要な役割が課せられている。ここに今、見えていることは、生命という動的平衡が、GP2の欠落を、ある時点以降、見事に埋め合わせた結果なのだ。正常さは、欠落に対するさまざまな応答と適応の連鎖、つまりリアクションの帰趨によって作り出された別の平衡としてここにあるのだ。
私たちは遺伝子をひとつ失ったマウスに何事も起こらなかったことに落胆するのではなく、何事も起こらなかったことに驚愕すべきなのである。動的な平衡がもつ、やわらかな適応力となめらかな復元力の大きさにこそ驚嘆すべきなのだ。
結局、私たちが明らかにできたことは、生命を機械的に、操作的に扱うことの不可能性だったのである
(P272)。

Tue, Jul 13

Tue, Jul 13

  • 00:01  寝ました。 #smartsleep
  • 04:56  起きました。 #smartsleep
  • 05:36  ラッシュを避けて早目に勤務地につき、小一時間ほど勉強予定。いい天気にみえるけど、予報では雨なんだよねー。いってきます。
  • 05:41  大将! @Yukiko_Fujiyuki もうちっと、女の子らしいので、お願いしまするぅ(T_T) RT @ushido ボス!あるいは団長。 RT @Yukiko_Fujiyuki: 最近、ヒトに言われたこと。 「いやぁ、フジユキ軍団、すごいっすね‼」  [in reply to Yukiko_Fujiyuki]
  • 06:49  佐川ならゆうパック無関係では? 気まぐれ?@nasumiso 指定してませんよ‼ゆうパック問題のからみ?忘れてただけ?うーん。 RT @snksgur: その時間指定なの?いや、普通配達する時間じゃないと思うけど。@nasumiso こんな時間に佐川が配達してびっくり!  [in reply to nasumiso]
  • 06:53  おはようございます、の代わりに「あさちゅん」と書かれると萌える。但し、文字限定だなぁ。
  • 06:57  いま読んでいる本に「うつ病になっても仕方がないと腹をくくるのも大切です」なんてことが書いてある。す、すごいなー(色んな意味で
  • 06:58  RT @naohawaii ものごとを先送りするのは、将来の自分に借金を負わせるのと同じこと  [in reply to naohawaii]
  • 08:33  娘がつかまり立ちをほぼマスターし、そろそろ直立二足歩行を覚えようとしている。成長は嬉しいが、目が離せない、色んな意味で。
  • 08:43  今日の朝に行ったドトールは、地下一階がほぼ圏外だった。もちろんiPhoneもiPadも。ある意味、勉強には最適かもしれないけど、やはり不安。
  • 15:46  是非今度はご一緒に @Algernon_1128 @fukudashigetaka ずるい!笑  [in reply to Algernon_1128]
  • 21:20  政治色のない場なら是非!って、若手に入ってるかな?わたくし? @Yukiko_Fujiyuki 若手限定「選挙について語ろう!」という場を設けたら、参加する人いるかなぁ。  [in reply to Yukiko_Fujiyuki]
  • 22:01  やったぁー\(^o^)/ @Yukiko_Fujiyuki 少年の心を持っている人(注:当社比)なら、みんな若手です!@fukudashigetaka って、若手に入ってるかな?わたくし? @Yukiko_Fujiyuki 若手限定「選挙について語ろう!」という場を設けたら  [in reply to Yukiko_Fujiyuki]
  • 22:08  やりましょう。まずは今週の土曜日夕方から西麻布テーゼで。@tosnh できたら楽しそう! RT @fukudashigetaka 東京でもコアタイムしたいですねぇ  [in reply to tosnh]
  • 22:20  そりゃないぜ、兄貴w @Yukiko_Fujiyuki あくまで当社比です。RT \(^o^)/ @Yukiko_Fujiyuki 少年の心を持っている人(注:当社比)なら、みんな若手です!@って、若手に入ってるかな?わたくし? @若手限定  [in reply to Yukiko_Fujiyuki]
  • 22:23  高校の同級生とご飯食べてきました。金融のこととか、趣味のこととか。普通に二人ともiPhoneとiPad持っていたからアプリの話とか。ついつい童心に戻りました。
  • 22:27  必置ですな。 @masao12345 昨日、引越ししたマンションが窓際以外はほぼ圏外。(^_^;) 誰か、フェムトセルを設置している人いますか? RT @fukudashigetaka 今日の朝に行ったドトールは、地下一階がほぼ圏外だった。  [in reply to masao12345]
  • 22:34  ( ̄ー ̄)ニヤリ @Yukiko_Fujiyuki 大将の次は、兄貴…orz 昨日のネタを引っ張る玄人技っ。くっ。@fukudashigetaka そりゃないぜ、兄貴w 少年の心を持っている人(注:当社比)なら、みんな若手です!@って、若手に入ってるかな?@若手限定  [in reply to Yukiko_Fujiyuki]


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