優先順位間違い

毎日やるべきことをやって、空いた時間でブログを…みたいな
優先順位でいたらあっというまにご無沙汰みたいになってしまいました。

空いた時間なんてない…。

性格上きちんとタスクにして管理していることと
そうでないことの間には大きなやる気の差が開いています。
(自分で「やらなければならない」と思ってること以外は適当です)

重要度は
家族:仕事で6:4なのに
実際に費やしている時間は
家族:仕事で2:8程度になっています。むむむ。

知識は与えられるものではなく、自ら学びとるもの

介助には4つの段階があるらしい。

自立(自分で出来る)
見守り(声掛けや見守りがあれば出来る)
一部介助(部分的な介護を要する状態)
全介助(重度、最重度な状態で生活全般にわたって全面的な介助が必要)

の4つです。

現在母親の状態は、全て「全介助」です。


2008年4月23日に書いた感想

日本では、医療は専門知識と権威を持ったお医者さんや看護婦さんが、無知な患者に一方的に与えるという認識がまだ広く共有されています。
だから、患者にわからないようにカルテを横文字で書くといったことが平気で行われています。
しかし、この考え方はもう改めなければなりません。
カルテは患者のものですし、もはや情報を独占することによって権威を高めるような時代ではないのです。
医者が出す薬の内容もわからないまま、患者の負担ばかり重くなるのでは、たまったものではありません。
医療改革の前提、情報の開示です。
しかし、私たち患者の側にも責任はあります。
国民が、医者や医療施設の出す情報に無関心であるかぎり、情報開示は実現しません。
正しい情報を求めようとすれば、手間暇がかかりますが、私たちがそれを厭っていたのでは、患者の権利は守れません。
国民もまた努力が必要です(P105)。

いまさらながら自分で書いたのに全く出来ていませんでいた…。
介護や介助の勉強を始めようかと思います。

『女性たちの貧困』

読後の感想
ありていな言葉を使うと衝撃でした。
この本は、「クローズアップ現代」と「NHKスペシャル」で取材した女性たちの貧困状態を書籍にしたものです。

もちろんテレビ用に一部切り取ってあるんだろう、と割り引いたとしても衝撃の内容だらけ。
ネットカフェに暮らす母と娘二人。母親は派遣で食いつなぎ、上の娘はコンビニでバイトをし暮らしているという。
(下の娘はもちろん 義務教育も行っていない)

普通に考えて、お金貯めて家借りて抜け出せば、とか思ったけど

「貧困」とは「お金がない」だけでなく「教育」や「情報」が欠如している状態だともいえるのではないか、というのが取材を終えての私の実感です。
そして、私たちからは「非合理的」にしか思えない状態にあっても、そこから脱する「努力をする」ということが一部の人にとってはとてもハードルの高い行為なのだということも皆さまにぜひご理解を頂ければと思います(P.213)。

を読んで、自分の不明を恥じました。
そもそも、貧困に固定されるのは「無知」とセットになっているからこそ。
それができれば誰も苦労しないというわけです。

貧困自体はある一定の時期あってもやむを得ないと思うけど、社会制度自体が一度貧困状態になったら
固定されてしまうのが本当に大きな問題だと感じました。
現代の日本の制度だと、しわ寄せが非正規雇用や風俗、妊娠と比較して弱者の女性に全て振りかかってきてしまうのです。
これは自己責任とかいうレベルではありません。

読んでいて背筋が凍るような思いをしたのは、決して他人事ではない事例もあったからです。
父親を小学校低学年で亡くし、シングルマザーの家庭で育った十九歳の女性の例(P.024)。
自分には全く関係ないなんて口が裂けても言えない(書けない)と思いました。

ホント、知らなかった。
(故意の無知かもしれない)

まず出来ることを考えてみた。
NPO Babyぽけっとに寄付しようと思います。
(残念ながら認定を受けていないようでしたので、寄付控除の対象外でしたが)

Babyぽけっと
http://www.babypocket.net/index.php?FrontPage

国税庁サイト
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1263.htm

内閣府NPOホームページ
https://www.npo-homepage.go.jp/

印象的なくだり

デリヘル店の女性経営者は、店で働く十代二十代の若い女性たちの間で、”セブン貯金”がブームになっていると教えてくれた。
仕事が終わって店を出たらコンビニのセブン―イレブンに直行し、ATMでその日の稼ぎを入金して貯金するのだそうだ。
なんのために貯金するのかと尋ねると「老後のため」との答え。
将来の年金崩壊に備えているという(P.105)。

こうした女性たちの存在をカメラで取材し、世の中に伝えたい。
その思いで、東京近郊のデリヘル店に足を運んだ。
取材に対応してくれたのは、二十代後半の若い男性社長の三上さん(仮名)だった。
大学で経営学を学んだという三上さんは、若手企業家のような印象の男性だった。
(中略)
三上さんが、面接で店の規則や就労規則などについて説明する際に使う冊子も見せてくれた。
イラストが主で、すべての漢字には振り仮名がつけられている。
書類を渡しても、読んで理解できない人が多く、こうした冊子を使い始めたようだ。
「ここにいると、日本の識字率が一〇〇%に近いといわれているのは嘘だと感じますよ。スマホのメールは打てたり、一応は字が読めたとしても、文章の内容を理解できない子が多い」と三上さんはいう。
教育をきちんと受けないまま社会に放たれてしまうため、文書を見せられても、よく理解しないままサインをしてしまい、騙されて借金を負う女性も少なくないそうだ。
(中略)
真面目に働く人が多いと、やはりこの店でもシングルマザーは重宝される存在だった(P.108)。

「Babyぽけっと」は、妊娠したものの、自分では育てられない女性たちが産んだ赤ちゃんと、子どもを育てたいと希望する夫婦との特別養子縁組を仲介するNPOだ。
(中略)
「Babyぽけっと」では、出産した後の母親が赤ちゃんと触れ合うことはない。
このルールを知ったときには、あまりにも酷だと感じたが、それには岡田さんの経験に基づく考えがあった。
出産後、母親の精神状態はとても不安定になる。マタニティブルーといわれる抑うつ的な状態になることもあれば、高揚感に満ちあふれることもある。
赤ちゃんと長時間触れ合うことで、出産前の決意が揺らぎ、「やっぱり育てたい」といい出す女性が少なくないのだ。
考えた末に、自分で育てると決めた場合、岡田さんは、赤ちゃんと共に女性を送り出す。
しかし、赤ちゃんへの愛情が芽生えたとしても、「養子に出そう」と考えるに至った生活環境は出産後も変わっていない。
実際、翻意して子どもを連れて帰った女性が数カ月後に「やはり育てるのは無理でした」と連絡してくるケースもあるのだ。
子どもと母親との愛着関係が生まれてから、再び引き離すことは子どもにとっては深刻なダメージにもなる。
それを避けるため、岡田さんは出産後の赤ちゃんとの接触を制限して、女性たちに冷静にこれからの生活を考えてもらうことにしているのだという。
一方で、岡田さんは寮を出る女性たちには最後に一度だけ子どもを抱かせることにしている。
子どもを産んだという事実を、決して忘れないでほしいという思いからだ。
次に子どもを産むときは、喜んで命を迎えられる暮らしをしていてほしい。
「生まれてうれてよかった」と子どもにいってあげてほしい。
そんな岡田さんの思いが、”最後のだっこ”には込められている(P.137)。

『お金は歴史で儲けなさい』

『お金は歴史で儲けなさい』

加谷珪一
読後の感想

読んだきっかけは、日経新聞に掲載されていたコラムを読んで興味を覚えたから。
たしか、筆者が一億円貯めたみたいな内容だったはずです(笑

本書の内容としては、「目先の現状に振り回されてはいけない。
いま目の前で起こっていることは、過去に起こったことが形を変えているだけ」という内容だったのですが
確かに何度も起こっていることだとしても、自分にとって初めてだったらどうすりゃいいのさ、と思ったとか思わなかったとか。

株式投資で失敗する理由は様々ですが、その中のひとつに、自分が経験していない事態に遭遇して、どう行動してよいか分からなくなる、というものがあります。
バブル期の長期的な株価上昇局面しか知らない人は、バブル崩壊による株価の破壊的な下落に正常な判断力を失い、損失を拡大させてしまいました。
一方、相場の下落局面しか知らない人は、一度、相場の上昇が始まってしまうと、その勢いはそう簡単には収まらないという現実が理解できません(P.042)。

って書かれてもねぇ。
うむ、心もちが少し軽くなった…ような気がします。

まぁバブル的な見分け方は分かったとして、知りたいのはその後でした。

株価がバブル的な水準まで高騰しているということは、将来の利益を先取りしていると解釈することができます。その仕組みは以下のようになります。
その企業の株価が高いか安いかを判断する材料としてよく用いられる指標にPER(株価収益率)というものがあります。これは、ある企業の株価が、1株あたりの利益の何倍になっているかを示したものです。
例えば、現在、1500円の株価がついている企業の、今年の1株あたりの利益が100円だとすると、PERは1500円を100円で割って、15倍と計算することができます。この例で考えると、現在の株価は将来得ることができる15年分の利益を先取りしていると判断することができます。
この企業をもし投資家が丸ごと買収したと仮定しましょう。買収した投資家が、その企業が生み出す利益の中から投資元本を回収するためには、15年間待たなければなりません(P.147)。

素直に勉強なったのはビットコインのこと。
ネットでは見聞きしていたものの正直なところ
なんなのかよく分かっていませんでしたが、これを読んで分かりました。
本書の目的とは関係ありませんでしたが。

ビットコインは取引を行うたびに、それがホンモノであるのかのを数学的アルゴリズムを使ってネット上で検証します。そのためには、検証作業を行うためのコンピュータが必要となります。
ビットコインは全体を監督する国家や中央銀行が存在しない代わりに、ビットコインに賛同する世界中の人々が、自身のコンピュータを検証作業用に提供することで、全体の信頼性が保たれています。
では、コンピュータの処理能力を提供した人はボランティアなのかというとそうではありません。
検証作業に要した作業量(計算量)に基づいて、彼等にはビットコインで報酬が支払われます。鉱山で手間をかけて採掘した金の代わりに、コンピュータで手間と時間をかけて計算した作業そのものに価値があるとみなし、これを通貨価値の基礎としているのです。この作業は金鉱をイメージし、マイニングと呼ばれています。
ビットコインの総量はあらかじめ決められており、採掘をする以外にその量を増やすことはできません。
経済学的に考えると、これは現代の金本位制であり、そこに、投下労働価値説の考え方をミックスしたものといってよいでしょう(P.175)。

印象的なくだり

ある程度成熟した先進国になれば、経常赤字体質になるのは、ある種必然であり、それに合わせた産業構造を作っていけば、高い経済成長を維持することができます。つまり、経常収支と経済成長は直接関係しないわけです(P.063)。

企業系列は終身雇用といった慣行は日本の伝統だと思っている人が多いのですが、そうではありません。戦争中に国家総動員体制によって政府から強制されたものです。それまでは、下請け企業も買値が安ければ、自由に顧客を選別していましたし、雇用もかなり流動的でした(P.106)。

株式市場は、技術革新によって、将来にわたって得られる利益を先取りしてしまいます。このため画期的なイノベーションを提供するような企業には途方もない株価が付いてしまうわけです。ネット系企業はその代表的な存在といえるでしょう(P.126)。

自動車は当初、現在の価格で数千万円もする超高級品でしたが、驚異的な普及を見せ、大量生産が可能になったことから、価格が劇的に低下しました。それでも、1台100万円以上はするわけですが、単価が100万円以上の商品がバンバン売れる世界など、自動車以外では考えられません。その点では、自動車は20世紀最大の発明品といってよいものです(P.136)。

言われた見れば、確かにそうだ。
業界が形成された最も高いものかもしれない。

IT分野のおける調査会社として有名な米ガートナーグループは、新しい技術が社会において、どのような手順を踏んで受け入れられるかについて、ある経験則を提示しています。
それはハイプカーブと呼ばれるもので、同社によると、新しい技術は、出てきた当初は期待が過剰になり、その時期を過ぎると、今度は一気に幻滅する人が増加し、最終的にはそれから回復して安定的な普及期に入るという軌跡を描くそうです。
これはあくまで経験則であり、科学的な根拠があるものではありません。しかし、成功した起業家など、新しい技術にチャレンジしている人の多くが、同じような状況を経験していることを考えると、ある程度の普遍性はありそうです(P.148)。

S字カーブとは、新しい技術がどのようなタイミングで市場に受け入れられ、シェアを広げていくのかという経験則を体系化したものです。先ほどのハイプカーブは市場の期待値に関するものでしたが、S字カーブは、より具体的な市場での普及率をベースにした考え方です。要するに、市場での普及率が何%なのかという情報を頼りに技術の進捗状況を把握しようというものです(P.152)。