ローカル線に思うこと

お仕事(に行く途中で)たまにローカル線に乗ることがあります。

首都圏にいた時に乗っていた電車とまた一風変わった趣があり
いつも興味深く見ているものがあります。
それは車内にある中づり広告です。

広告費の中でも特に看板などは費用に対する効果が分かりにくいので
なかなかお金を出しにくい、と言われています。

そんなわけで、電車の中づり広告を出すような企業は
景気がいいとか、特に理由があるのかなぁと思って注目して見ています。

首都圏のときはこんな感じでした。
例えば、いつも多いのは
・雑誌や週刊誌など
・美容やエステなど
・謎の自己啓発系など
・乗換を案内するアプリやサイト

一時期多かったのが
・消費者金融関係と債務整理事務所関係

時期によるものは
・宝くじとか
・新しい路線開通とか
・大学の入試の案内

ところが、ローカル線だとガラッと変わります。
というか、そもそも中づり広告自体がほとんどありません。

たまにあっても
・定期券をカードで買うとポイントがお得
・時刻表の中づり広告

などさびしい限りです。

やはりローカル線などに乗ると乗客はほとんど
学生とお年寄りで、お金をあんまり落とさないからなんでしょうかね。
みんな車だからねぇ。

どっとはらい。

『手帳Hacks!』

『手帳Hacks!』
Workhack Project

読後の感想
好きなジャンルだからこそ敢えて厳しく読んでしまう手帳の本。
厄介な性格だとは思いつつも書いてしまおう、駄本であると。

手帳の本に求めるのは「一本通った信念」であり
あくまでも手帳は手段なので、信念から派生した手段なわけです。
本書に紹介されているのはどれも、有名な手帳の本をさらっただけで
一応こういうやり方もあるよ、的な域を超えていませんでした。

本の中に、この本を読んで実行して何らかの被害が出てもしりません(意訳)的な
ことが書いてあり、初めて見てびっくりしました。
いやいや、著者の矜持だろうと。

印象的なくだり

心理療法のひとつに、「ジャーナルライティング」という方法があります。
これは、自分の感情や言葉を手帳に書くことによって、客観的に現在の心理状態や行動パターンを知り、
複雑になった自分の心理状態を整理する方法です(P.065)。

人類がサルと比べて最も優れているのは、「拇指対向性(親指がすべての指にくっつくこと)」だと
いわれていますが、現代人は指先しか使っていないのです。
これでは、想像力も浮かびませんし、物忘れも激しくなってしまいます(P.098)。

コーヒー豆のお話

そういや、数年ほど前に敬愛するざーさんことやまざきしんじさんとお話をしていて
書品の安全性を担保するものは結局トレーサビリティだよね、という話に
ずっと影響されているとかいないとか、のお話。
(まぁご本人はとっくに忘れているかもしれませんが・・・

わたくしの趣味の中で、そこそこ人に引かれない程度の趣味として
コーヒーを飲むことがあるわけですよ。
で、そのコーヒー豆のお話です。

日経ビジネスなんかを見ると、コーヒー豆の輸入が昨年度対比で約2割増し、
原因はコンビニコーヒーの市場開拓とな(2014.3.31号P.22.日経ビジネス)

以下引用

注目したいのは、既存の外食で、コーヒーの販売量が落ち込んでいない点。
カウンターコーヒーが、新規の客層を開拓したことの証しと言える。
ここ数年、横ばいが続いていたコーヒーの消費量は、2013年に3%程度伸びた。

引用終わり

で、まぁ消費が増えて裾野が広がるのはいいんですけど、気になるのが残留農薬のこと。

基本的にコーヒー豆はほとんど輸入品で、かつ、一カ国に依存しているわけではないので
輸入基準についてはポジティブリスト制度を採用しています。
そもそも、ポジティブリスト制度とはネガティブリスト制度に変わって登場した制度です。
ネガティブリスト制度は、日本政府がある一定の種類の農薬のみに基準を設定して、
審査基準とする制度です。この制度だと、一定種類の中に該当しない農薬がいくら残留しても
よいことになってしまい、結果として、日本政府が想定していない農薬が残留しても
制度上は基準を通過してしまうことになります。
まぁ、この制度だとよくないということで登場したのがポジティブリスト制度。
これは、基準が設定されていない農薬等が一定量以上含まれる食品の流通を原則禁止する制度。
ざっくりいうと、残留する可能性のある農薬全てが設定され、全食品に適用されるというもの。

で、日経ビジネスの記事によると、この基準が緩和されたって書いてあるのですが
そのあたりが調べても出てこないんですよねぇ。

その辺りコーヒー好きとしては気になる処なんですが、どうなんでしょ。
とはいえ、日本の基準では残留農薬が多すぎて輸入できない豆を
アメリカで焙煎してスタバが輸入するなんてことが堂々と
まかり通っているご時世ですからねぇ(遠い目

個人的には、毎日何リットルも飲むわけではないので、そんなに気にはしないのですが
蓄積するものだとちょっと、とは思います。
(かといって、単純にオーガニックがよい、というわけでもないところが辛いところ)

どっとはらい。

『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』

『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』
金子哲雄

読後の感想
流通ジャーナリスト金子哲雄さんが、肺カルチノイドという病に冒され
宣告、発症から死亡、死亡後までの感情を記録した本です。
聞きなれない病名の肺カルチノイド、本書曰く十万人に一人の割合という
珍しい病気のようです。
判明した時には手の施しようがないほど進行していて
セカンドオピニオンすら引き受けてもらないというくだりがありましたが
患者は二重の意味で辛い思いをしている現実をまざまざと見せつけられました。

それだけではおさまらず、逆に治療をする医療機関側の中にも
治療費を一部負担しているといる現実がある、といった
(自分が知らないだけだったのかもしれませんが)
酷い現実の一面も垣間見えました。

この本を通じて感じるのは、金子さんのサービス精神の旺盛さとその行動力。
色んなエピソードの中でも一番心に残ったのは

野崎先生と嵯峨崎さんによって、金子の死に支度は完了しました。
死に装束もすべて本人が決めています。
先生たちも、金子のお願いしていた通りに動いてくださいました。
死亡診断書も、どう書くのか、本人と先生との話し合いが済んでいました。
死因を肺カルチノイドにしてほしいと、金子が先生に頼んでいたのです。
「曲がりなりにも一応、少しは名が知れていると思うので、僕の死がちょっとでもニュースになれば、
カルチノイドという名称が皆さんの目に触れると思うんです。
だから、死因は肺カルチノイドということでお願いします」
死亡診断書まで自分で考えていたのです(P.190)。

というものです。
あぁ、この人は自分が死んだ後の世界のことも考えていたのだなぁと思うと
じんわりと目頭が熱くなってきました。
果たして自分もこんな風に考えられるのだろうかと。

この本から何を学ぶ、というたぐいのものではありませんが
自分の「死に方」を考えるきっかけになりました。

印象的なくだり

スーパーが「大衆」を強く意識している。
そのいちばんいい例が、「お刺身3点盛り398円」だろう。
「398円というのは絶妙な価格設定で、この値段なら、「今晩のおかずに、刺身を出そうかしら」という気持ちになりやすい。
例えば、598円や698円のセットならば、「食べたい人が食べればいい」ということになってしまう。
スーパーの腕の見せ所は、いかに「398円」の中身を充実させるか、だ。
スーパーの利益の出るギリギリのところで、消費者が満足するものを出す。
このせめぎ合い。
スーパーの「お刺身3点盛り398円」を比較すると、そのスーパーの勢いや、思想みたいなものが、わかってしまうほどだ。
売る側が、消費者が買いたいと思う最高のパフォーマンスを提供しているかどうか。
398円のお刺身の中身―品質、鮮度、組み合わせ、見た目のボリュームはどうか。スーパーの腕の見せ所である(P.062)。

別店舗と定点観測をするときには同一価格の商品を、と
いうことは知っていたのですが、398円にそんな深い意味があるなんて
今まで考えたこともなかったです。

これは父から聞いた、日商岩井の副社長だった海部八郎さんのエピソードなのだが、
彼は必ず手土産に、岡埜栄泉の豆大福を持って行ったという。
父いわく、
「お土産っていうのは、同じものに決めたほうがいい。
それを見たら、その人を思い出すきっかけになるようになるものがいいんだ。
それが仕事につながる」
この話を覚えていて実践したのが、コージーコーナーのシュークリームというわけだ。
コージーコーナーならば、どんな仕事先に出向こうと、近場にあることが多い。
テレビ局の近くにも必ずある。買うのに困らない。値段も高くないし、それでいておいしい。
コージーコーナーのシュークリーム=金子哲雄、とイメージできていれば、コージーコーナーを見ると、
「あっ、金子がいたな」
とリンクするようになる。
実際、ある番組のプロデューサーが人選を考えている時に、
コージーコーナーを見かけて、結果、自分を思い出してくれて、仕事が決まったこともある。
お土産を持って行けない死後は、そういうわけにはいかない。
だからこれからは、東京タワー=金子哲雄。
これでひとつ、お願いしたい(P.134)。

これはステキなアイデアで自分も実際に実行していたことでした。
自分にとっては崎陽軒にシウマイでしたが。

周囲には、すごく努力を重ねれば必ず突破できるという信念を持った人が多い。
自分もかつては努力は報われるのだ、それが日本のいいところ、と思っていた(P.156)。

死ぬ覚悟を決めて、自分の最後を考えている筆者が
「他人は自分にこういう風に思うだろうなぁ」と考えた結果のこのくだり。
絶望の更に向こう側の言葉のような気がします。

たくさん歩いてHackした一日

昨夜は夕ご飯を食べたらそのまま寝てしまったので(牛になりました、ではなく)
今朝は四時に目が覚めてしまいました。

そんな極端な性格、かつ思い立ったが吉日とばかり
図書館に本を返してイングレスで近くのPortalにHackするついでに
Nike+を一年ぶりぐらいに起動しました。
単にサボっていたのです、ええ。

5kmを約50分で、まるで歩いているようなペースですが
まさに歩いていたり、立ち止まってHackしたりでした。
どちらかというとイングレスがメインだったかもしれません。

昼からムスメがジバニャンに会いたいということで
近くのハウジングセンターへ。
客寄せパンダならぬ客寄せネコでしたが、
こどもちゃんたちが大勢いて、大変だった(らしいです
実は久しぶりに不動産とか見て、密かに楽しくなっていました。

午後から自転車でふらりと金沢市内へ。
犀川のほとりに腰掛けて、流れ行く川の水を見たり
21世紀美術館の近くでHackしたり(また!)
イングレスのレベルがようやく3に上がって嬉しかったり
ラブロが取り壊されている様子をボーっと見たり、
とまぁ、特に生産的なことはなにもしないまま一日が終わりましたとさ。

どっとはらい。