はなまるぴっぴはよいこだけ

タイトルは、アニメ「おそ松さん」第1期OPより引用。
タイトルと本文は関係ありません。

用事がない土曜日だったので目覚ましを掛けずに寝たら、いつもよりも3時間ほど長めに寝てしまいました。
しかし、AutoSleepアプリでは睡眠の質は低くて、まぁ単に身体が疲労していたというべきでしょうか。
なるべく、睡眠時間は短めに抑えつつ、質の高い睡眠を目指したいと日々思っています。

午後から天気が良かったのでベランダの掃き掃除。
冬の間は寒かったので掃除が滞っており、かなりの埃が溜まっていました。
雨水が雨樋へ流れ込む部分もやや埃が貯まっていたので、一気に水で流しきりたいところです。
残りは、手すり部分を水拭きしたら終わり、というところで雨が降ってきたので続きは次回に持ち越しになりました。

続けて自室の掃除をしていたら、sonyの携帯ゲーム機PSPの箱が出てきました。
付属品も全て揃っているし、動作確認もできたので、ヤフオクかメルカリに出してみたいと思います。
オークファンで調べたら最高で7000円くらいで落札されていた実績もあったので、さりげなく期待しています。明るい時間に綺麗に写真を撮りたいと思います。

ここ一年位は「掃除」と「ものを捨て」てばかりいます。
実際にものが減って身軽になったし、探し物の時間も減りました、
同時に物欲も減ったように思います。
基本的には、良いことばかりなようにも思うが、少しだけ寂しい気持ちもあります。
「ものを手に入れたい」という欲望は、やはり行動の原動力だったように感じています。

今読んでいる本は「映画を早送りで観る人たち」稲田豊史著。
第3章まで読んでいますが、とても共感できる内容ばかりでした。
Z世代だからとか、コスパやタイパみたいな単純な理由ばかりではない深掘りした内容が多かったです。
なお、帯には著者の稲田さんの大先輩編集者氏からの「本当に読ませたい原稿は、無料配布のフリーペーパーに載せてはいけない。安くてもいいからきちんと値段をつけろ。人はタダで手に入れたものは大切に扱わないから」というありがたいお言葉が書かれていました。

というわけで、現時点での心に残ったくだりを少しだけ。

「観たい」のではなく「知りたい」
知っているほうがマウントは取れる。「マウントを取られる前に取りたい」が、早送りをする人たちのメンタリティの中にある。
そして、「知っている」だけでいいのであれば、内容は大体把握していればいい。微に入り細を穿つ、作品を隅々まで味わい尽くすような鑑賞は必要ないのだ
(P.070)。

かつて映像作品は、ある程度以上のリテラシーを有する観客に向けて作っていても、さほど問題にはならなかった。理解できない者の一部は勝手に背伸びをして理解に努めてくれたし、排除された客の声は可視化されなかったからだ。
しかし今は違う。一定以上の規模を有した商業作品である以上、つまり相応のビジネスシズとマネーメイキング機能を求められているプロジェクトである以上、あらゆるリテラシーレベルの観客が満足する(誰もが気分を害さない)ものを作らなければならなくなった(P.117)。

サクサク読める新書なので、週末には読み終えてしまいそうです。

どっとはらい。

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ちなみにタイトルにのMVはこちら。

台湾に行きたいワン(5年ぶり4回目)

というわけで急ですが、再来週台湾に行ってきます。
そう、行けるうちに行くのです。

海外旅行のためのタスクを書き出してみましたが、年々やることが減ってきています。
海外旅行のハードルが下がってきているように思います。

まずは、航空券を予約しました。
ANAのマイレージが貯まっていたので特典航空券で交換しました。
航空券代は無料ですが、燃料サーチャージが38000円ほどでした。
続いて、宿泊場所です。
いつもならコスト優先で適当なゲストハウスを探すのですが、コロナ禍の後なのと、最近は勤務先のiPhoneとiPadを持って海外に行くようになったので、多少のセキュリティを考えて個室のホテルを予約しました。
Expediaよりも楽天トラベルが安い、という謎の現象に戸惑いつつも予約完了です。
2970TWD、約12000円です。これで台北駅徒歩圏内ということで安すぎて怖い。

あとは、入境申告はオンラインで、simカードはeSIMでよいかなと思います。
今回は2泊3日(実質は1.5日滞在)なので、通貨は悠遊卡でなんとかカバーします。

知人に貸していたので返してもらわないと。
現金はミニマムでいきます。現地ATMで大丈夫でしょう(多分
QRコードはLINEpayが主流っぽいので、要調査ですね。

まぁ楽しんで行ってきます。

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1年ぶり46回目の誕生日を迎えました(46歳ではない)

2023年4月2日0時00分を無事に迎えることができました。めでたい。
というわけで、過去に何度も書いていますが、明治三十五年法律第五十号(年齢計算ニ関スル法律)の条文「年齢ハ出生ノ日ヨリ之ヲ起算ス」によって、0歳を1回目の誕生日とし、2023年4月2日で「1年ぶり46回目の誕生日を迎え」45歳になりました。

なお今後の方針ですが、当面の間は、一桁を切り捨てする方針であり、5年後をもって十の位を「四捨五入ならぬ五捨六入」する方針へ転換する所存でございます。

皆々様におかれましては、より一層のご贔屓をば。

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NIKU SPOTに行ってきました

NIKU SPOT 金沢駅西店
金沢市駅西本町2-12-22 パストけやき1階C

先日友人のM氏と「なんかネオンサインが強調されている無人の肉販売所があるらしい」という本当か嘘か分からない話をしており、金沢市にあるというので行ってきました。

場所は金沢駅の金沢港口から100メートル道路を西に進み、一本南に入ったところ。
お世辞にも好立地とは言えないのですが、業態からして店内めちゃ混みになる訳もなく、コスト優先の立地でしょう。
戦略的に当然かと思います。

店内は文字通り無人で、冷凍ストッカーだけが陳列されています。
もちろん防犯カメラがあちこちに。

肉だけではなく、ジェラート、餃子なんかもあって冷凍食品全般という感じ。
しかも意外にも(失礼)単価も高く、単なる激安店ではありません。
個人的にはマルガージェラートが入っているのはブランドイメージ的に衝撃でした。

後で調べるとレトルトカレーで有名なお店、レトルトカレー専門店の「にしきやキッチン」のレトルトパウチでした。
公式通販サイトよりも安くていいと思いました。

支払いは、現金とクレジット、QRコードなど。
現金は箱にいる感じでした。これで安全なオペレーションなのか不明ですが、正直現金客の比率はそれほど多くないように思います。

人件費かからないけど、賃料、光熱費でペイできるのかは分かりませんが、他業種が入ってこないならばありなのかもしれません。
ただ、ネオンの色がいかがわしいので、誤解を招くかもしれません。

お店の品揃え的には、量よりも質という感じでした。
BBQのメイン食材なんかには良いのではないでしょうか。

どっとはらい。

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『歌舞伎町と貧困女子』

『歌舞伎町と貧困女子』
ノンフィクション作家の中村淳彦さんの著作です。
この本を読むまでは、歌舞伎町は通ったことがあるけどどんな街か知らない、強いて言えばゲーム「龍が如く」の舞台、程度にしか認識していませんでしたが、読後に実際に行ってみたりしました。
で、書いてあることと実際と照らし合わせて、なるほどと思いました。

インタビューされる人の内容が基本的にぶっとんでいるため、なかなか頭に入ってこない話ばかり続きました。
別にインタビュアーのせいではありませんが、私の想像力にも限界があって話に付いていくのも大変でしたが、基本的なストーリーは、はじめにに書かれている通りです。

いま歌舞伎町で起こっていることは、暴力団の衰退、ホストを頂点としモテない中年男性を最底辺とする”カネの食物連鎖”の固定化、Z世代(1996年以降生まれ)の若者たちの台頭、そして「男に貢ぐ」た目に息をするように売春する女性たちの増加だ(P.003)。

これは文中でインタビューされている転貸で儲けている不動産業の崎岡さん(仮名)のインタビューが元になった文章です。

崎岡さんのインタビューでは

「いま歌舞伎町はホストクラブを頂点として、食物連鎖がうまくいってめちゃ金が回っている」
「食物連鎖」とはモテない男や寂しい中年男性を底辺として、彼らが払ったお金が
風俗嬢やキャバ嬢やアイドルやパパ活女子を経由してホストクラブに流れているということだ(P.105)。

女性たちがホス狂いになるのも、概ね計算されたマニュアルがあるそうで、自己肯定感の低い女性がホストに管理されている様子などは、読んでいていたたまれない気持ちになりました。

2018年から空前のホストブームが起こっている。
ホストクラブは歌舞伎町に約260軒、約5000人のホストが存在するとされている。

ホストは怖いですね(棒読み

男性の属性が中小企業経営者が中心のパパ活の場合、彼女だったら5万円以上は取れる。しかし、食事→ホテルというデートの形になるので時間がかかる。
長期的な人間関係を築くパパ活のほうが男性の質はいいし安全だが、大久保病院前に立っている彼女たちは”不特定多数で手っ取り早く安価”という立ちんぼを選択している(P.145)。

面白いは面白い、でもなんだか同じ日本の出来事のような気がせずに、どこかしら他人事のようにも感じるほど。
ノンフィクションでこんな感じなるのは本当に珍しい。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

歌舞伎町と貧困女子 (宝島社新書) [ 中村 淳彦 ]
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