『探偵ガリレオ』

『探偵ガリレオ』東野圭吾

読後の感想

特に理由はないけど触手が伸びなかった東野圭吾でしたが、会社の同僚からお勧めされたのでついに読み始めてみました。
読む前はもっと大学教授が主導的に解決する「森博嗣」的なものを想像していましたが、実際にはかなり警察組織の捜査が主体の流れでした。
シリーズものでなおかつつながりはそれほどないのですが、やはり出版順に読んだ方が楽しめると思い、まずは第一作目の「探偵ガリレオ」から。

5章構成ですが、中でもよいのは「第一章燃える(もえる)」「第五章離脱る(ぬける)」です。
ミステリィはネタバレが書けないので、小説の魅力を伝えるのは難しい。
しかも短編集だとなおさらです。

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目次
第一章燃える(もえる)
第二章転写る(うつる)
第三章壊死る(くさる)
第四章爆ぜる(はぜる)
第五章離脱る(ぬける)

2022年はマレーシアのボルネオ島に行く準備をします

そろそろ海外に行けそう

COVID-19の影響で2年ほど行けなかった海外ですが、2022年もそろそろ行けそうになってきました。
まずは父方の曽祖父が亡くなったとされるマレーシアに行きたい。
自分の父親の母親の父親、正は、神奈川県で郵便局員をしていたそうです。
その後召集されて、軍属についていたらしいです。
正直、軍属としての郵便局員の仕事はよく分かりません。
おそらく内地への手紙の収集や、逆に戦地への郵便配達もあったのだろうと思う。もしかしたら検閲なども仕事だったのかもしれない。
私が正についてあと知っているのは、あとはカリマンタン島(ボルネオ島の旧称のこと)のテノム方面で亡くなったのだろう、ということだけです。

テノム方面とは、現在のマレーシア、サバ州、テノムのこと

この鉄道路線は、はっきり言って超上級者向けです。
またボーフォート(Beaufort)という街からテノム(Tenom)までは電車でかなりの難所のことで、乗り鉄的にもたまらない場所になっていそうです。
サバ州立鉄道の山線と呼ばれる、ボーフォートからテノムまでの50キロの路線。
2020年時点の情報では1日2往復しかなく、テノムからの終電はなんと13時。
しかもテノムはめちゃくちゃ田舎です。
これはトラブルとドキドキの予感がします(いい意味で

なお、現在はテノムはコーヒーの生産地としても有名らしく、コーヒー好きな自分とも縁と感じました。

まぁマレーシアは幸にしてGrabが使えるため、移動には正直困らないだろうと思っています。

もちろん課題は山積み

サバ州立鉄道には会津で使用されていた車両が使用されているなど、浅からぬ縁がありそうな予感がします。
まだまだクリアしないといけない問題は多そうですが、曽祖父がつないでくれたご縁もありそうなので、まずは2022年にマレーシアに行ってこようと思います。

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いつの日か、移住せずに、加賀市民になろう

 

石川県加賀市とは

人口約64000人、私の中では石川県というよりも福井県寄りの市というイメージの加賀市。

市内には片山津温泉、山代温泉、山中温泉と三つの温泉を擁し、あれ?というか温泉しかないのでは(特に秘す

そんな加賀市ですが、実はスマートシティ加賀市と銘打って、地方自治体の中ではいち早く電子を進めていく側面もあるのです(公式サイトの受け売りです)。

行政手続きの電子化に積極的な地方自治体

私は、職業柄、多くの地方自治体のサイトを閲覧するのですが、加賀市は比較的早くから行政手続きのオンライン化を進めていました。

特に2021年7月現在に、約100の行政手続きをオンライン化したことで話題になりました。

しかしながら、このオンライン化が逆の意味でちょっとだけ有名になってしまったのでした。

実は加賀市の行政手続きオンライン化の肝は、マイナンバーと連携したという「xIDアプリ」でした。

加賀市の電子申請は、マイナンバーカードと連携した「xIDアプリ」による本人確認を行うことで、マイナンバーカードに書き込まれている情報は、自動入力され、面倒な入力が不要となり、アプリ上で、本人確認・電子署名ができるため、ハンコによる捺印が不要となるなどの特徴があります。

そして、このアプリがちょっとだけ転んでしまったのでした。

https://www.city.kaga.ishikawa.jp/ijyu/4/7303.html

発端はITベンチャーと連携

そもそも、加賀市の行政手続きのオンライン化は「クロスアイディー」という会社との連携によって実現していました。

この「クロスアイディー」という会社はもともと「ブロックハイブ」という名前でした。

2019年に加賀市と「ブロックハイブ(現クロスアイディー)」が連携したのをきっかけに加賀市はスマートシティへの道を歩み始めたのです。

ところが、その先鞭をつけた「ブロックハイブ(現クロスアイディー)」のアプリが、個人情報保護委員会から「個人番号の収集にあたる可能性がある」と指摘を受けてしまったのです。

なお、公式サイトによると一度収集された個人情報はサーバから削除されており、また現在のバージョンはすでに改修が終わっているようです。

目指すはエストニアか、e-加賀市民という電子市民

というわけで、いろいろと紆余曲折あったようですが、加賀市は引き続きスマートシティを歩んでいくことでしょう、きっと。

個人的には2021年5月に発表された「e-加賀市民」という電子市民の試みが非常に興味深いです。

いわゆる戸籍に根差した「市民」ではなく、オンライン上の仮想住民のサービスで、国単位だとエストニアなどで行われている試みです。

https://www.city.kaga.ishikawa.jp/ijyu/1/7321.html

仮に仮想市民になればあれこれと特典があるようですが、今のところ実際に加賀市に行かないとメリットが享受できないようなので、その辺りはまだまだ改善の余地がありそうです。

残念ながら仮想市民のほうは2022年1月時点でもまだ登録ができないようですが、是非とも頑張ってほしいです。

https://www.city.kaga.ishikawa.jp/material/files/group/101/01.pdf

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とっぴんぱらりのぷぅ

個食、黙食が増えて変化してきた嗜好

感染拡大防止から個食化

 

新型コロナウイルスの関係で、生活スタイルがガラッと変わりました。
個人的に一番大きく変わったのは食事スタイルです。
今までは誰かと一緒に食べたり、分けたりすることが当然でした。
例えば中華料理のように大皿に料理を大きく盛って各自取り分ける方式です。
他には居酒屋とかのサラダなどがいい例かと思います。

羹に懲りて膾を吹く的な対策


しかし、他人と接触を気にする余り、自分はそのような方式のお店に行かなくなりました。
本来は取り皿と取分け用の箸があれば大丈夫なはずなのですが、喋るのに夢中になって興に乗ってくると段々と適当になる自分の性格が怖いからなのです。
また、家族間であってもクリスマスケーキなどの大きなものは買わずに、各個人が食べたい小さなケーキを買うスタイルに変化してきました。

このような変化は新型コロナウイルスが収まったあとでも元に戻れるのだろうか心配です。

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どっとはらい。

シベリア鉄道に乗りたいから、最近のロシア調べてみた

新型コロナの対策が進めばまた海外旅行に行きたいと思い候補地を調べています。
最近の興味はシベリア鉄道です。
そういえば高校の世界史で学習したい以降のロシアについて
きちんと調べていなかったので、治安の観点から調べてみました。

まとめとしては、プーチン大統領は非常に好戦的ということでした。

21世紀に入ってからでも
・2008年にジョージアに侵攻した8月戦争(21世紀最初の戦争)
・2014年にウクライナ南部のクリミア半島併合(クリミア危機)
・ロシアの飛び地カリーニングラードに短距離弾道ミサイルイスカンダル配備
と、積極的な軍事政策でドキドキします。

なお、短距離弾道ミサイルのイスカンダルは射程距離が約500キロで新型は700キロまで届く代物で
射程距離内にはワルシャワ(ポーランド)、ビリニュス(リトアニア)、リガ(ラトビア)
700キロまで伸びるとベルリン(ドイツ)まで届いてしまいます。

このロシアの行動に対しては、隣接する国(特に過去に侵攻されたことがある国)は
かなりナーバスになっているようです。
なかでもスウェーデンの対応が目立ちました。

・スウェーデンの軍事費の増加
2016年から軍事費2240億クローネに増やした。それまでよりも170億クローネ増やした(2310億円)
・2010年に徴兵制を廃止したが、2017年に復活
・男性も女性も徴兵の対象になる
・NATOへの加盟を検討
(仮にスウェーデンがNATOに加盟すると隣国の非加盟のフィンランドも同じ気持ちになりそう)
・バルト海に浮かぶゴットランド島で軍事演習

スウェーデンだけではなく、ヨーロッパもロシアを警戒しています。
その理由は、2014年のクリミア危機でロシアがウクライナに侵攻した理由が
「ロシア人保護」だったからです。
2014年以前は、一応1975年のヘルシンキ宣言によって
第二次世界大戦後のヨーロッパとロシアの国境線に関する合意がされていました。
しかし、ロシアは自国民保護を理由に一方的にヘルシンキ宣言に反する行動をとりました。
実際にヨーロッパにはロシア人だらけなのでこの理屈だとどこにでも侵攻できてしまうのです。

さすがにこのロシアの行動は周囲の理解も得られず
キューバ、シリア、リビアなどの一部の過激な国を除いてみんな反対でした。
しかも親ロの国、ベラルーシ、アルメニア、カザフスタンですら。

さらに、上海協力機構首脳会議においては中国も
南オセチア・アブハジアの独立を承認しなかったので、さすがにこのロシアの行動はやりすぎでしょう。

いずれにせよシベリア鉄道に乗るときは、このあたりの背景を考慮して
紛争が生じているエリアは避けて行動しようと思います(当たり前

どっとはらい。

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