「アルマゲドン」Armageddon

「アルマゲドン」Armageddon

感想
コメディ映画?
アメリカさいこ~、その他は知らん、ってな感じでどんどん進んでいきます。
最終的には地球は救われますが、パリとアジアの何処か(中華圏の都市)は消滅してしまっていますが、アメリカが無事なら全く問題ない、と(フォロー全くなし
ところどころに無理やり笑いを入れようとするのが、また却って笑えないのは文化の違いなのでしょうか?(博士の異常な愛情とか、宇宙ステーションをわざわざ壊すところとか

一行で要約すると「地球の危機をブルース・ウィリスが救う(BGMはエアロスミス)」。

父親が無くなったのにチャイナドレスはないだろうに…

一緒に見ていた細君が「アルマゲドンのスペルって、Dが二つなんだぁ」と呟いていた点以外は
特に得るものはありませんでした。

どっとはらい。


人気ブログランキングへ
押して頂けると5月病が回復します(多分)。

『リンダリンダリンダ』

「リンダリンダリンダ」

映画を観る前の印象だと、女子高校生がバンドを組んで
ブルーハーツをやるんだろうと思っていましたが、まぁその通りでした。

というか、「けいおん!」の実写版みたいなのを
想像してたらめちゃめちゃ甘酸っぱくてびっくりしました。
ところどころで、「涼宮ハルヒの憂鬱」のライブアライブと似た描写があり、
時間軸でこっちが元ネタなんだなぁと少し感激しました。
こういうオマージュが好きです。

それにしてもエンドロールが流れた瞬間、
「え?!終わり」とびっくりするくらいの流れでした。
伏線を張りまくりなのにいっさい回収せず行く姿は
よくよく考えると青春そのものなんでしょうかねぇ(どうでしょう

結果として、あれやこれやと手を出しながら、
最後は盛り上がってお終いという後味すっきりの力業(ちからわざ)は
高校を舞台にした青春映画そのものである意味心地よいのですが、
ゆえに前田亜季のかわいさと
ソン役のぺ・ドゥナの演技力だけが引き立ちすぎて、
それ以外が残念な感じでした
(香椎由宇って監督のニーズ通りの優等生なのは演技が上手すぎるから?

いや、ほんとにぺ・ドゥナの演技はぞくぞくします。
正面から見据えた場面とか、真夜中に体育館のステージで
一人語りするシーンなどは本当に圧巻です。
演技力って言葉じゃなくて、ノンバーバルな全てなんだなぁと実感しました
(というかさせられました。

撮影が長回しが多くて、視覚的にも楽しく観れました。
この山下敦弘監督のアングルはなんか好き。
話が進むと少しずつ人間関係がほぐれていって、
呼び方も○○さん、から、○○、と呼び捨てになるところも好き。
なんかそういう細かいところがほっこりします。

そうそう、ブルーハーツの甲本ヒロトの弟、
甲本雅裕が出てきた瞬間に負けました、反則です。
ずるいよ。
見終わってから「終わらない歌」を聞き返しました。

そんなわけで単純に面白かったです。
あと深層心理で百合的な何かを期待してしまう自分の感性は
どこか間違っている気がします。

おしまい

『茄子 アンダルシアの夏』

NHKの星新一のショートショートと、TSUTAYAで借りてきた「茄子 アンダルシアの夏」を見ていたら寝る時間。

茄子 アンダルシアの夏
ロードではないけど自転車好きの端くれとしてずっと見たいなぁと思っていた作品。
一時間に満たない短さと、起承転結がなく一本道のストーリーでサクサクと楽しめました。作画がほんの少し気になったのと、声優の下手っぷりに若干残念に思う以外は、非常に良く出来た作品だなぁと思いました

何気に人間模様を描いていたりね。

忌野清志郎がエンディング「自転車ショー歌」を歌っていました。小林旭の「自動車ショー歌」の自転車版です。あんまりブランドとか詳しくないので、知らないのも沢山入っていましたが(笑)。
サントラに入っているみたいなので、興味のある方は是非。

『ゼロの焦点』

見てきました。映画版『ゼロの焦点』。

はっきり言って原作に思い入れがあります。
なんといってもわが故郷石川県を舞台にした映画。しかも、ラストシーンのヤセの断崖、能登金剛は、父の実家のすぐそば。津幡、鶴来、松任など懐かしい単語が目白押しなのですよ。
ちなみに自分が松本清張に嵌るきっかけとなったのは、この作品ではなく『点と線』なのですが、もちろん『ゼロの焦点』も大好きです。

そんなわけで、レビューです。ネタバレ注意。

↓ここから

まずは、中谷美紀の演技。すげぇ。女優やのぉ(いい意味で)
車を運転するシーンなんか怖くて危うく泣くところでした(比喩です)。
佐知子役は文句なしです。mind circusの時には、桜っ子クラブ次回から打って変わって、いい声だなぁくらいしか思っていませんでたが、いつの間にやら女優だったのですね。

広末は、どうなんだろうね。もっと幸薄そうな人が良かった気がしないでもないんだけど、どうなんでしょ。原作でもそうだけど、あくまでも狂言回しなので、もったいない気がしました。

木村多江も文句なしです。能登の方言はもっと垢抜けないんですけど、そんなことは感じさせない雰囲気でした。きっと久子役の薄倖ぶりが際立ちすぎて、広末の評価がなんだかなぁという感じでしょう。

で、内容はというと。
清張生誕百周年ということですが、この手の加えかたはないでしょ~。生きてたら怒る気がする。
新キャラ(笑)の鳴海享の存在意義が最後までハテナでした。多分ラストシーンから察するに、狂言回し的な役割と佐知子の生まれの不幸を際立たせるためなんだろうけど、一人だけタイムスリップしたみたいな演技はいただけないなぁ。
儀作の役回りも不明。不器用に妻をかばう人、であれば最初の煉瓦工とのやり取りは良く分からん。

もともとあらすじがしっかりしているだけにちょっと手を加えることによって、台無しになった気がしないでもない。本多さんが死ぬ理由は一つもないじゃん(原作でも死んでいない)。あと所長も腹に一物ある御仁風に演じてたけど、何にもないのかよっ。逆に選挙の関係は加えて正解だと思った。ちなみに金沢は超保守なので、違和感ありまくりでしたが(笑

もちろんきちんと作りこんでいて(CGとか)、最初の新聞記事が移り変わっていくシーンも、ちゃんと複線とか張っていてみていて丁寧だなと思いました。なんだかんだ文句言いながらあっという間の二時間でしたよ。雷や光を効果的に使っているのは、映画ならでは、と思いました。あと回想シーンと時間軸の流れを交互に使う表現は秀逸。

全体的に良く出来た話だと思うけど、思い入れがありすぎて正当な評価が出来ませんでした。方言とかひっかかりまくりだった。

そうそう、最後の中島みゆきは鳥肌ものでしたよ。
どこでロケをしたんだろうと思ったら韓国だったのね(駅とか?

ちなみに1961年版の自分の感想はこちら

『ゼロの焦点』
2006年12月04日 01:18

1961年作

原作小説を先に読んでいないと多分良く分からないと思う。ま、95分にまとめるのはかなり無理があったんだろうなぁ。その分原作に忠実。

モノクロではあるが、北陸の暗い海などはかなりうまく表現されており鬼気迫るものがあって非常によい。自分の生まれる前の金沢や富来、鶴来などが出てきてちょっとホロっときた。松任はまだ「町」だった。

高千穂ひづるの演技が冴え渡る。綺麗な人だなぁ。

←11/15訂正
原作では本多さんが死んでいないと書きましたが、誤りです。原作でも殺されています。記憶違いでした、ごめんなさい。untenさんご指摘ありがとうございます。

『Changeling』

コペンハーゲンまでの飛行機の中で見ました。

この話の大筋がフィクションではないというのだから恐ろしい。
あと、正確な再現かどうかわからないけど、とある男に死刑判決が下されるんだけど、その量刑が「○年間拘禁の後、具体的に×月△日に絞首刑に処する」みたいなものだったが、これって当時の現実もこうだったの?
だとしたら、ものすごい残忍な量刑だなぁと思った。

裁判時点で、すでに処刑の日時を決めているのだから…。

アンジェリーナ・ジョリーの演技は凄いね。