時間が認識できない

 昨日、Yさんと某ゼリアで会食にて。

 「久しぶりですね」と言われたので、一週間ぶりくらいかな、と思ったらなんと一月以上。そのあとも、「ここんとこ毎月のようにコスプレのイベント行ってますね」とか言われて、そんなことないですよ、と思いつつ、手帳で照合してみると、確かに月一ペース。何ゆえ自分より詳しいのかはさておき、自分の認識能力の欠如に驚愕しました。

 以前から薄々気づいてはいたけど、やはりワタクシは、過去の時間について認識する能力が(自分が認識しているより)かなり劣る。某文学の集いで「何回目ですか」と聞かれたときも見当違いの答えを発しているし…。

 まぁ、劣るだけなら害はそれほどないけど、致命傷にならないうちにきちんと自己認識を改めないと。

 というわけで、過去のことを忘れる能力は人より優れているフクダシゲタカでございます、これでヨシッ、と。

 まぁこれは生来のものだろうから、訓練で改善できるのか、大いに疑問。今度から(外部デバイスに)きちんと確認することを心がけよう。ニンニン。

センセイの鞄

センセイの鞄
川上 弘美

読後の感想
 居酒屋で高校の先生に十数年ぶりに再会したところから始まるセンセイとの物語。大きな出来事もなく、ゆったりとした時間の流れを楽しめる小説でした。

 登場人物の心情と、景色・風景の描写の対比が見事。人物の気持ちを上手に他のものに置き換えて表現しています。言霊が透明感のある単語が多く、読んでいて心地よい。

 洋風の忙しい小説とは異なり、和風の穏やかな文章といった印象。穏やかな割には一文が短くリズミカルで読みやすい。

 実は最後まで読みたくはない作品。中盤あたりの流れをずっと繰り返したくなる。しかし、現実は「ずっとこのまま」なんてことはない、ということが最後の編「センセイの鞄」で強く感じた。

文才を感じたくだり
「しまった、と強く思った。うかつだった。うかつだったが、いやでもない。いやでもないが、嬉しくもない。嬉しくもないし、少し心ぼそい。」(P138)