♪ねぇ、ムーミン、こっちむいて

タイトルは、アニメムーミンのOP「ムーミンのテーマ」より引用。
続きは「はずかしがらないで」。
ちなみに曲はキテレツ大百科のキテレツでお馴染みの藤田淑子さん。
僕の好きな曲を歌っている確率が非常に高いです。

ムーミンってカバだと思っていましたが、トロルだったんですね。
まぁ架空の動物なので、設定次第ではどうにでもなるとは思いますが(身も蓋もない話

最近我が家の三歳児は幼稚園という社会生活に揉まれて
よく喋るようになりました(というかしゃべりっぱなしです

そんなムスメは全然人の話を聞かないので、父親としては
「何かムスメに聞かせてあげよう」と前々から考えていました。

そんな中ふと思ったのが、
ムスメには自分(父親)の考えてきたことややってきたことを
きちんと伝えてあげないといけないなぁと。

作家トーベ・ヤンソンの著書の『ムーミンパパの想い出』にこんな下りがあります。

世の中で、なにかよいこと、あるいは、ほんとうによいと思われることをしとげた人は…
じぶんの一生について、書きつづらなければならないのです。

この文章を読んだ時、自分は本当に人に伝えられるほどのことを
成し遂げてきたのか、と自らの行為を振り返り、ちょっぴり寂しくなりました。
(まぁまぁ解釈の問題とも言えますが、みんな主観的にはベストを尽くしているはずです)
そうはいっても「何もない人生でした、おしまい」というわけにはいきませんので
ついつい照れてしまいますが、いつかムスメにはきちんと
自分のことを(なるべく盛らないで)話してあげようと思っています。

おしまい

そうそう、どうでもいい話ですが、ムーミンのOfficialshopが日本にあります。
一店目は二子玉川駅で立地的にまぁ妥当なのですが、二店目がなぜか立川?
もちろん綿密なマーケッティングのもとの決定だとは思いますが
なぜ立川だったんでしょうね(他意はありません

あと、ムーミンパパというネーミングについて
前々から疑問にも思っています。
結婚前とか独身時代は何て名乗っていたんでしょうね。

どっとはらい。

最近思ったこと

最近思ったこと
(便宜上、「最近」とは謳っていますが、誰の事かな、と
個人の特定を避けるために、「三ヶ月前のこと」も
「三年前のこと」も「昨日のこと」もなべて「最近」と
称しています。そんな筆致です)。

「子供が産まれたら長生きしたくなった」ということ。

子供が産まれてから、というもの、それまでは「早死にするだろうな」と神ならぬ我が身に思っていた僕も、せめて子供が経済的に自立するまでの間は生きていこうと思うようになりました(割と後ろ向きな人生目標

とはいえ、老後に「子供の負担となりたくない」ので、そこそこでいいかなと思ってもいます。
その意味では、「そこそこ生きたいし、未来に負債は残したくない」的な立ち位置の僕は、
極端な話で「来年のことも考えていない人」とは、やっぱり根本的に話のすれ違いが生じるわけですよ、
話のベースの部分で。

誤解を招くと行けないのですが(招き易いように書いているのは分かっています)
決して、僕と相容れない人を非難しているのではありません。

だって、「来年のことも考えていない人」はやっぱり決断も早いし、
その方針が間違っていれば方針変更も早いです。
その意味で言えば柔軟。
ある意味うらやましい生き方です。

しかし、この生き方は非常に体力と行動力が必要です。
だって、その場で考え、その場で決断し、その場で行動する訳ですから。

そんな訳で、僕が柔軟で居たいと思いつつも、そうでいれないのは、
体力と行動力と、あと「柔軟でいたいと思う意識」が足りないからなんでしょうね。
そんなことをふと思いました。

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『面白い本』

「面白い本」成毛眞

読後の感想
僕も割と一般の人よりかは本を読む方だと思っていましたが
この本に紹介されてる100冊の本のうち
知っている本は僅かに6冊しかありませんでした。
その位、超マイナーな本ばかりを集めた書評(最後の章は鉄板でしたが)です。

それでいて、どの本の書評もすごく面白い。
引き込まれる、読みたくなる、そしてamazonでポチってしまう(3冊買いました
なんせ、あらすじだけ書かれても全然話の内容が見えてこない本ばかりなのです。
好奇心が抑え切れませんでした。

著者の成毛さんは、ひたすら読む人。
読むと何を知っていて、何を知らないかが分かるという理由で
小学生のときに百科事典を寝る前にただひたすら読んでいたという
賢いんだか、なんなのかよく分からないエピソードの持ち主です。

そんな人が選んだ「面白い」本。
仕事に役に立つとか、そういったことは全部度外視して
ただ面白いものばかりを選んだというセレクトは
本当に役に立つことはない、ただただ面白いものばかりでした。

まえがきにとても共感した文章が載っていて
この本の言いたいことはまさにこれに凝縮されているので引用。

ノンフィクションで描かれるのは、おおむね極端な生き方や考え方だ。
野糞をすることこそがエコロジーであるという極端な世界観をもつ人を知ったり、数学の難問ポアンカレ予想の証明の舞台裏を知ったところで、自分の日常生活には何の影響もないし、何の意味ももたない。
しかし、一見無駄な、極端な知識を得ることで、自分が世界のどこに位置しているかはわかるようになる。
それはつまり、人間の壮大な知の営みの中に、自分を位置づけられるということだ。
自分という小さな個は、知の歴史という巨人の肩に乗っているだけの存在なのだ。
その「巨人」と対話をすること。
それが私にとっての読書なのかもしれない(P.Ⅳ)。

激しくお勧めの一冊でした。

『聞かなかった場所』

読後の感想
著者が亡くなったのをいいことにテレビ局があっちこっちと設定を変えて
ついには主人公の性別まで変わってしまい、元ネタがなんなのか良くわからないことで
一部の松本清張マニアには有名な一冊(末尾参照)。
久しぶりに手を取ったのは、先日読んだ『インシテミル』の読後感が
何にもなかったから…。
というわけで、この一冊。
いわゆる小役人が妻の死を契機に、自ら動き推理し、そして手にかけてしまうというお話。
この本の醍醐味はいわゆる主人公の追い詰められ方です。
自分の身を隠そうと良かれと思ってやったことが全部裏目に出て
どんどん立場がやばくなっていってしまい、最後には…

ラスト一ページが圧巻です。

元ネタ→テレビ
小説では主人公は男性→テレビでは女性
小説では主人公の勤務先は農水省→テレビでは厚生福祉省
小説では主人公はノンキャリ→テレビでは局次長
小説では坂道の場所は代々木→テレビでは大塚
小説ではキーとなる場所は連れ込み旅館→テレビでは薬局

ビールは人生のトラブルの原因であり解決である。

タイトルは、Simpson’sの夫ことHomer Jay Simpsonの言葉より。
首を絞められながら「おまえって、やつは~」と言われたいですな(余談

キリンビール工場に見学に行ったお話

先日読書会のTさんが幹事役となって
京浜急行生麦駅近くにあるキリンビール工場を
見学しにいってきました。
Tさん、予約等本当にありがとうございます(私信

そして、二次会に行く途中で初めてお会いしたMさんから
「ブログ読んでます、楽しんでます(意訳)」と
言われて大変うれしかったです。
ありがとうございます。
そして、もっと褒めて(褒めても伸びる子です

というわけで、キリンビール工場に見学に行ってきたお話。
写真や詳細等はきっとたくさんの人が書いていたりすると思うので
どちらかというと別の視点から。

まず行って驚いたのが、その設備の豪華さと専用の従業員の数。
そして、観光バスが何台も止まっていたことでした。
キリンビールが工場見学をやっていたのは知っていたのですが
まさかこんな大々的にやっているとは思いませんでした。
中にはいると受付、約40人くらいの団体にまとめ、
添乗員役の女性に引率され(約30分間隔で用意されている)ツアーで巡り、
工場を見学するという形でした。
そして、見学の最後にはビールの試飲と称して、
ビール(未成年にはジュース)が振る舞われるというサービスぶり(無論、全て無料)。

受付をすませたあとは、しばらく入り口のそばで出発を待つのですが
その待ち時間も退屈しないように
サッカー選手(オフィシャルスポンサーらしい)の
トリックアートの写真を用意したり
子供用にスタンプを押してくださるなど、
飽きさせない工夫が非常に上手くできていました。

で、まぁビール等はここで作っているので
費用としては余りかかっていないと(仮定)しても、人件費や
見学専用のスタッフ、設備を用意するのは大変だろうと思います
(行ったのは土曜日でしたが、平日にそんなに多くの人が
訪れるとも思いにくいので)。

では、なぜキリンビールはそこまで費用と時間、労力をかけて
(無料で)工場見学を行うかというと、やはり企業イメージや
自分たちの顧客が誰なのか、ということをきちんと理解しているからだと思いました。
(世の中に無料のものはなく、金銭以外の何らかの対価があるという前提に立っています)

そこで、ビールに似ているコーラと較べてみて
ツラツラと思ったことを書いてみました。
1.コーラに較べてビールは選択肢が多い。つまり代替品が多い。
大きく分けてコカコーラとペプシしかないコーラに較べて
ビールはアサヒ・サッポロ・サントリー・キリンと
その他外国ビールを入れると選択肢が多くて、すなわちライバルも多く
つまるところ、その銘柄・メーカーのものがなかった
としてもその他で解決してしまうわけです
(その銘柄に強い思い入れがある場合は別ですが)。

2.お店でおく種類が限られるので、お店に選ばれないといけない。
お店で飲む場合、お店にはビールの種類は多く置けません。
ビールサーバーを用意しているお店だと、特にそうでしょうね。
(まぁ沖縄だとオリオン一択なんでしょうけど、沖縄以外はそうもいかず
いろんな要素できまっているんでしょうな)。
コーラの場合は、占有率をあげるため特定のお店には原価で卸すなんて
こともあったりなかったりするんでしょうけど、真偽不明です。
じゃあ、お店に選ばれる要素として何が重要かというと、
やっぱり仕入れ値なのでしょう。
しかし、お客さんが「○○ビール」と指名買いしてくるのであれば、
お店も考慮してビールを選ぶんでしょうね、きっと。

というわけで、キリンに限らずビール会社は
「選ばれること」の重要性をしっかり理解しているので、
大枚はたいて、何かをスポンサードしたりして、
企業ブランドイメージを作っているんでしょうなぁ。

いや、ほんとにこういった費用対効果がきっちり出せない分野に
お金を掛けられるのは、長期的な視野に立っている証左ですよ、ね。

まとまりのないままおしまい。

それから、主催のTさん、Gさんとお嬢さんのHちゃん、Mさん、Bさん、
Pさんと、東急8500マニアのRさん、どうもありがとうございました(順不同