『ラーメンガール』

感想
ラーメンガール

な、なんだろ、この違和感は。
本当にどこで笑えばいいのか、ここは狙っているのか?と考えながら見てました。
この手の、食べ物を扱った映画は大好きで、よく見るし、
いわゆる主人公が苦労しながら成長していく話も大好きなのに、何故か二つ混じるとダメだった。

良くも悪くもアメリカ人が監督で脚本で、日本を舞台にえいやっと撮ったら出来ました、的な映画でした。

主人公の彼氏役が、設定で韓国ルーツだったりするのはなんでかな?と思ってましたが
後で調べると俳優さん自身が韓国ルーツだと知り、なるほどそのディテールは凝るのに
彼氏の部屋に雛人形や女性ものの単衣が飾ってあるのはスルーなのも、きっと罠ですねw

おそらく僕が感じている違和感の原因は、味や理屈の話がほとんど登場せず
魂やら愛情などがラーメンの重要な要素になっているという描き方だと思います。
未だにステレオタイプ「日本人」ってこんな感じなの(それとも一周して、皮肉として描いているのか)。

ちょっと発見だと思ったのは、外国人目線では、ラーメン作る人も職人なんだな、ということ。

あとは山崎努は仕事を選ばない(仕事人だ。

西田敏行さんと余貴美子さんのコンビって『椿山課長の七日間』でも思ったけど
僕的には最高の組み合わせだ~。

恋チュンのお話

タイトルは、AKB48の楽曲タイトル「恋するフォーチュンクッキー」より引用。

というわけで、Youtubeを見ながら書いている訳ですが
いまさらながら秋元先生のソーシャルメディア活用には恐れ入っているわけです。

最初は海外のfanが有志で作っていた動画をAKBの公式に認定?したところから火がついて
サマンサタバサやサイバーエージェント、GMOがやり始めたら
何故か地方自治体に飛び火し、佐賀県、兵庫県猪名川町、神奈川県なども作っていたりします。
とまあ、挙げても(後で増えたりして)きりがないので割愛しますが
何がすごいかというと、これだけいろんな人が踊っている動画が見れるにもかかわらず
僕は本当のAKB48が踊っている公式のPVが公開されているのを見たことがないことです。
つまるところ、本家は見たことがないにもかかわらず曲も踊りも知っているというわけ。
もう曲も完全に耳に残っているし、なんとなくですがダンスも知っているので
本当に作戦勝ちだと思いますよ、恐れ入る。

ところで、企業などが踊っているとなんとなく社風が見てきてニヤニヤしてしまいます。
オススメなのは、日本交通ver。
美女が踊っているのはもう見飽きていますが、おじさんが頑張っているのを見ると目頭が熱く…

あとはもう二子山部屋とかしか残っていないんじゃないか?というくらい
猫も杓子も恋チュンですなぁ(遠い目

ちなみにこの子は別枠ですごい。

『高台の家』

「高台の家」
松本清張

読後の感想
麻布の高台にある家。糖尿病の主人と献身的に介護する妻、そして早世した長男の嫁である義理の娘。
この三人と家に出入りする数々の男性たち。
何とも謎の三人の関係と、男性たちの視線の先、そして糖尿病の病状のくだりと
流石松本清張らしさがでていてドキドキしながら読みました。

映像化も多く、割と有名な作品なのですが、
今まで読んでいた作品集の中には収録されていなかったため未読でしたが、今回ようやく出会えました。
作品の肝は、女性の抑圧された性に対する社会の考え方だったので、
若干時代背景が今と違い戸惑うことがあるかと思います。
僕自身が家庭内のドロドロが余り好きでないことも相まって、もう一歩というところでした。

「獄衣のない女囚」
女だけのアパートで起こった殺人事件の真相。
男性だけとか女性だけの公共の共同アパートそのものがちょっと想像しにくく、
その閉鎖的な空間というものがいまいち雰囲気がつかめませんでした
(しかも、話の中心や動機がその閉塞感なので余計に)。

それにしても清張の書く刑事は、みな想像力豊かで、机上の空論の上に
空論を重ねていくという「まぁ、小説だからね」感が満載で僕はすごく好きです(誉めてます
こっちが映像化できないのは、おそらく
下着泥棒がよく登場するからではないかだろうか、と邪推してみたりしなかったり。

燃費の話の続き

ガソリンって原油を精製した石油を加工するものだから、
いつか原油は枯渇する(はずな)のでガソリンの価格は
上がり続けるんじゃないの?ってずっと思っていました
(市場を盲信していた時代)。

ところが、前提の「原油はあと○年でなくなる」理論は
「掘削技術の発達で効率よく原油が採取できるようになった」とか
「今まで掘れないようなところから原油が取れるようになった」などで
「あと○年で原油が枯渇する」の○年が過ぎても
なかなか無くなりません(無くなったら困りますが…

最近だとシェール(頁岩)ガス(タイトオイルとも言うらしい)でしょうか。
おおよそ地下3000mにある頁岩には石油や天然ガスが含まれていて、
「石油があるのは知っているが技術的に手を出せない」分野だったそうです。
しかし最近その頁岩から石油を採取できる技術が開発されて
一時期エネルギー関連の株が湧いていました。
で、どれだけすごい効果かというと、アメリカがシェールガスをきちんと算出した場合、
産油国第一位のサウジアラビアを抜いちゃうくらいすごいらしい(あくまで予測

で、どんな新しい技術かというと
1.パイプを頁岩まで垂直に掘削する
2.そこから横に掘削をする
3.高圧度の水と薬剤を岩の中に送り込む
4.高圧度の水で岩に割れ目を作り、その割れ目から原油を集める
という、おおざっぱにいうとこんな感じ。

ところで、気になっているのですが
算出しやすいように「薬剤」なんて混ぜちゃっていいんでしょうか?
混ぜ物の原油とかにならないか心配です(きっと後で分離するんでしょうけど

あと、原油の枯渇について考えるときにいつも思うのが
太陽光と風力をもっと安定的に使えないものだろうか?ということです。

落ちのないお話

どっとはらい。

自動車の燃費のお話。

そういや、最近まで余り気にしたことなかった燃費のお話。

気にしていなかったのは、単に「そもそも走る距離が短いから」。
通勤に車を使わない、まさに「サンデードライバー」ってそんなもんです(たぶん

でも、カタログの表示と実際の燃費が違うってよく聞く話なのですが
それってどんな優良誤認だよって、心の中でいつも突っ込んでいました。
だって、世の中にこれほど広く知られている優良誤認って珍しい気が・・・
景表法の規定からするとアレレ?と思っていましたし、
普段はいけずな公正取引委員会は、どうしちゃったのかなぁと。

参考
景品表示法第4条第1項第1号は,事業者が,自己の供給する商品・サービスの取引において,
その品質,規格その他の内容について,一般消費者に対し,
 (1) 実際のものよりも著しく優良であると示すもの
 (2) 事実に相違して競争関係にある事業者に係るものよりも著しく優良であると示すもの
であって,不当に顧客を誘引し,公正な競争を阻害するおそれがあると
認められる表示を禁止しています(優良誤認表示の禁止)。

というわけで、きちんと調べてみたらどうやら優良誤認は関係ないようです、ごめんなさい

参考にしたのは、一般社団法人日本自動車工業会が出している
乗用車の燃費」という啓蒙用のpdfファイル
サイトからDL出来ますので、興味のある人は是非。

どうやらカタログ値の燃費には
以前の制度の「10・15モード」と現在の「JC08モード」の二種類があるようです。
2011年から変更された模様。
これによって、かつては実燃費と三割ほど乖離していたカタログ値が
二割ほどの乖離で済むようになったそうな(pdfファイル4ページ参照)。

まぁ乖離の理由は、実際の走行は電装系の使用、渋滞、天候、季節、勾配等の条件で
カタログ値よりも燃費が必ず悪くなるけど、どれだけ悪くなるか分からない(不確定)だから
カタログ値を修正せずに乖離したままにしておこう、ってことのようです。
それはそれでご立派な姿勢です(褒めてます

それにしても、この日本自動車工業会の出している啓蒙pdfは良く出来ています。
全体を通じて門外漢の自分にもわかりやすく書いてあり
この手の法人が作るpdfに比べて格段に分かりやすいと感じました。

それに、ところどころツッコミどころがあってそれもまた愛嬌があります。

Q「坂道や雨道や雪道でも燃費は変わるの?」
A「大きく変わります」
 例えば、勾配4%の上り坂では、1割以上も燃費が悪化します。
 体感しない程度の勾配でも、燃費には影響します。

 ※勾配4%とは日光いろは坂などの峠道のような急勾配の坂です(pdfファイル9ページ参照)。

わざわざ例を出して勾配を説明する姿勢は好印象です。
ところで、日光いろは坂ってそんなに有名?

以下の知識は全く知りませんでした。
大変参考になりました。備忘録代わりに。

Q「クルマのエアコンも家電にのエアコンも同じだから、
 あまり設定温度を下げない事が一番賢いドライブ?」

正解
 「クルマのエアコンは、家電のエアコンと構造が少し違います。
 不要な時にA/CスイッチをOFFにすることが燃費を良くするコツです。」(pdfファイル22ページ参照)。

タイヤの空気圧が50kPa(0.5kg/cm2)低下すると、燃費が3~5%悪化します。
タイヤの適正な空気圧は運転席ドアの内側に表示されています(pdfファイル24ページ参照)。