今週捨てたもの(2019年10月20日から10月26日)



どっとはらい。

個人家計の「支出」を見直そう

定期的にお金に関する話を書いていこうと思います。

個人的にお金は大好きなのですが、わたくし、ファイナンシャル・プランナー(FP)なので、きちんと理論と実践ができる話を書いていこうと思います。

大前提は「収入」ー「支出」=残りを「資産」にしていく
そもそもここからの話は、少なくてもいいから「定期的に収入がある」ことを前提に書いていこうと思います。この収入が、労働したことによる対価なのか、それとも労働せずに稼ぐいわゆる不労所得なのか、という話はまだ別の機会に書こうと思います。
まずは、「定期的に収入がある」ことを前提とし、生きていれば当然定期的に支出があるので、「収入」ー「支出」という関係が成り立ちます。
そして、残った費用がプラスなら貯蓄に回せたりできるし、マイナスなら借り入れしないといけないね、ということになります。
ネットなどでよく「収入」を増やす方法、みたいな記事を見かけることがありますが、実際には「収入」を増やすことはとても困難を伴うことが多いです。
そのため、できれば安全で確実な「支出」を減らすことを念頭に置くべきだと思います。

「支出」は「固定費」と「変動費」に分ける
一言で「支出」といっても今度は「固定費」と「変動費」に分けることができます。文字のとおり、固定費は一定の期間で決まっている費用のこと、変動費はその逆です。金額が変動するだけではなく、発生するかどうかも変動することも含めて考えます。
ここで区別する理由は、「支出」として減らす優先順位付けができるからです。一般に「固定費」を削るほうが「変動費」を削るよりも、家計に与える効果が大きいです。

統計上みんな何に「支出」しているのか
毎日きちんと記録を残している人は、サクッと出てくるかもしれませんが、大半の人は面倒なことを避けるために、何に「支出」しているか即答は難しいでしょう。
そこで、総務省統計局が公表している「家計調査(家計収支編)」をもとに話を進めていきたいと思います。
ここには毎月の調査記録が大変丁寧に好評されており、分析するにはもっていこいの教材です。

https://www.stat.go.jp/data/kakei/2.html

例として、二人以上の世帯を参考にします。
2019年8月の統計では、数字が大きい順に「食料」に85,996円、「交通・通信」に47,721円となっています。そして統計上は出てきていませんが、おそらく個人的な感覚ではこの二つにプラスして家賃や住宅ローンなどの「住居」が、どの家庭でも「支出」のベスト3に入るのではないでしょうか。

「住居費」「食料費」「交通・通信費」にターゲットを絞る
というわけで、「住居費」「食料費」「交通・通信費」の3つを減らすことが「支出」を減らす近道ということになります。ちなみに一般の人がやりがちな優先順位のミスとして、「固定費」である「住居費」「通信費」などに手をつけずに、ジュース代を減らすために水筒を持っていく、などの節約術がありますが、まずは金額が大きくて、定期的に発生するものから手を付けるのが大原則です。
実はあまりおすすめできない裏技で、ある特定の限られた人しかできないのですが「住居費」「食料費」をゼロにする方法があります。
ずばり「実家に帰る」です。いわゆる働きながら「子供部屋おじさん」として暮らしていく方法です。ネットでは色々叩かれたりしていますが、金銭的な部分から考えると最強の方法です。「支出」をほとんどゼロにできるため、「収入」がそのまま貯金できて、資産形成に非常に近道になります。起業などまとまったお金が必要な人で、実家がある人はぜひおすすめの方法です。
実家に帰るまで行かなくても、シェアハウスするとか、住居費を下げる方法はいくつか検討すべきかと思います。高すぎる固定費は、負担になるだけでなく、支払いのために働かないといけないという虚しさも伴います。そもそも本末転倒ですよね。
そして「交通・通信費」も、コストダウンの方法はいくつかあります。簡単なのは携帯電話をキャリアから格安キャリアに変更するなどです。きちんとデメリットを踏まえた上であれば「支出」の削減が可能です。我が家も現在変更を検討中です。

というわけで、思いつくままつらつらと書いてみました。
こうやって少し体系的に書くと、きちんと勉強しておいてよかったなぁと思いました。お金に関する情報は、刻一刻と変わっていくので最新情報を常に把握しておくことが重要だと思います。

どっとはらい。

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ジャパンネット銀行に口座開設の申し込みをしました

きっかけはヤフオクの落札代金の自動振込機能終了
元々の使用頻度が少なかったためいまさらですが、最近ヤフオクで落札されても自分の楽天銀行の口座にお金が振り込まれないことにようやく気が付きました。
ヤフオクのヘルプを見ると、

【重要】落札代金の自動振込機能の終了、および振込手数料の変更について

ということで、ずいぶん前から告知されていたようでした。
しかも、何度も実施日が延期しており、元々は2019年8月28日だったのが、9月26日に延期され、更に10月3日に再延期されたという経緯があるようです。
こうやって何度も延期されてようやく「自動振込機能」が終了したようでした。
今までは「落札者から支払いを受けた金額」から「落札システムの使用料」が引かれて、出品者の銀行口座に振り込まれていました。この方式だと出品者は、落札された品物を指定の場所に発送するだけで、あとはお金が振り込まれるのを待つだけで済んでいました。
ところが、上記のとおり「落札代金の自動振込機能」が終了したことで、さらにひと手間増える結果となりました。

代替手段の選定
ヤフオクのヘルプサイトには、落札代金の受け渡し方法について、大きく分けて2つの方法が提示されています。一つ目は、paypayにチャージすることです。これは無料でおこなわれ、しかもチャージのタイミングは即時です。
二つ目は銀行口座に振込をする方法です。銀行によって対応が異なり、ジャパンネット銀行だと無料で、365日いつでも入金が確認できます。ところが、ジャパンネット銀行以外だと、振込手数料が100円かかる上に、入金のタイミングは翌営業日ということでかなりのタイムラグが発生します。
これらの対応を見ても、ヤフオクがpaypayへのチャージを誘導したいのは明らかです。
今まで自分は楽天銀行に振込をしていたので、その方式を貫こうとすると、手数料が100円かかってしまいます。落札システムでヤフオクに控除され、さらに手数料がかかると、非常に高コストの手続きとなり、手間も増えるためたいへん悲しい結末になりそうです。

元々なんのために口座を作るのか
なぜヤフオクをやっていたかというと、自宅にある不要品をたまにヤフオクへ出品→売れる→楽天銀行に振込→楽天証券に入金→自動的に積み立てというように、意識せずに不要なものを投資に回す仕組みをずっと作っていたのでした。ヤフオクにはそれほど力を入れていませんでしたので、多く売れても月に5000円程度という微々たるものでしたが、この方法を数年続けており、まとまった金額になっていたので、引き続きこの方法を低コストで運用したいと思ったのでした。
というわけで、タイトルからもネタバレではありますが、ジャパンネット銀行に口座を開設し、ヤフオクの落札金額を引き続き口座振込をおこなう形を取ることにしました。

口座開設申し込みの流れ
久しぶりにネット銀行に口座開設の申込を行ったので、かなり手間が省けてとても楽チンでした。
まず申込はネットでおこなえるし、本人確認の書類もスマホで運転免許証を撮影し送信するなど、一昔前の免許証をコピーして郵送でおく方式に比べてかなりの進化を遂げていました。
現在は、本人確認書類の写真を送信してキャッシュカードを待っている状態ですが、だいたい5日~7日で届くというので、効率的な仕組みなのだなと感じました。

どっとはらい。

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僕らが娘と旅に出る理由

娘と旅に出ようと思った
年末から年明けにかけて、娘と旅に出てこようと思います。
通常の旅行ではなくて「旅」です。
行先も泊まる場所も、何をするかも自分たちで決めて行こうと思います。
このようなことを考えたのは、そろそろ子育てが「今ままでとは違うステージ」に突入してきたなと感じてきたからです。

理由
今までは年に一度から二度ほど娘と国内旅行に出かけていました。金沢を起点として、東京や大阪、茨城の牛久大仏、岐阜の高山にあるリスしかいない動物園など、とその時に娘が行きたいと言っていたところを親が連れていく、というパターンでした。
いつもは親と子の関係なので、だいたいのことは親が代わりにしていました。宿泊場所やチケットを予約したり、タクシーを捕まえて行先を説明したり、あとはお金を支払ったり(これは当然か)。

でも、子供が大きくなってくると、そろそろ特定の分野では子供が親以上の能力を発揮できることも増えてきました。勉強でいうと瞬発力の必要な暗算はもちろんのこと、こどもの勉強を見ていると、なかなかやるな、という場面も多くなってきました(親ばか)。またお友達との交友関係や他の親へのふるまいを見ていても、社会性のある行動もまま見られるようになってきており、いつまでも自分だけの子供じゃないんだなと感じるようになってきました。

というわけで、子育ても「成長を見守るステージ」に突入なのかなと考え始めました。
今までは親が手取り足取り導いていた部分もありましたが、これからは子供にやらせてみて、もしも失敗したらフォローをする、という関係を築きたいと思います。
いわゆる「口出しせずに金を出す」というところでしょうか。



どこへ
次に、どこへ行こうかを考えてみました。親とすれば最低限安全ならどこでもいいのですが、そうはいっても選べないと思うので、流石にいくつか候補地を選定して、その中からチョイスする形で決めさせようかと思います。普段だったら香港とかは結構ありなのですが、情勢を考えてきちんと選ぼうかと思います。父親のレコメンド機能です。
求める要素としては、比較的治安がよい場所であること、公共交通機関があること、できれば英語圏であることくらいです。本当は清潔とか色々な要素もあったりするのですが、きりがないので3つに絞りました。

というわけで、次回は絞った3か所と、それに対する子供の反応について書いてみたいと思います。どっとはらい。

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オーストラリアのシドニーにある完全無料のスーパーマーケットを知っていますか?

オーストラリアのシドニーにある完全無料のスーパーマーケットを知っていますか?

オーストラリアのシドニーにある完全無料のスーパーマーケット、オズハーベストマーケット。大手スーパーでは売れないけど賞味期限前はまだ来ていないという商品しか取り扱わないお店です。世界初の完全無料のスーパーマーケットについて調べてみました。

オズハーベストマーケットとは
オズハーベストマーケットは、元々2004年にオーストラリアに出来た市民団体「オズハーベスト」が運営しています。

Home

ウェブサイトは一面黄色と黒の二色で統一されており、最高経営責任者のロニ・カーンさんも黄色と黒の服ばかり着ている様子。
メディア戦略でしょうか。
サイトを見ると「食品ロスと戦おう」というキャッチコピーと共に「1/3が捨てられているのを知っていますか?」と
啓蒙的な表現が多く見られます。
その市民団体が経営しているスーパーマーケットがオズハーベストマーケットです。

オーストラリアのシドニーに約200平米の店舗を構えており、平日10時から14時まで開店しています。
無料なのでもちろん値札はなし、レジもなし。

お客さんは買い物かごを持って簡単にモノを手に入れることができるのです。
ただし、買い物は無料ですが、代わりに寄付のお願いをしているそうです。



完全無料の理由は
なぜ賞味期限の切れていない食品が無料かというと、大手スーパーマーケットでは販売できない賞味期限間近の商品を無料で引き取って、それを販売しているからなのです。

しかも、スタッフは全員ボランティア、家賃、光熱費はオズハーベストに共感したオーナー負担、というわけです。
ほうっておいたら廃棄されてしまう食品を取り扱っているのですから、地球にとってはメリットは大きく、
また大手スーパーの戦略とも競合しません。

なので、仕入れについては問題なく、結果として無料の商品が手に入ると言うわけです。

食品ロスに対する考え方について
まだ食べられるのに捨てるのはもったいない、という気持ちは誰にでもあると思います。
にもかかわらず、そのために行動できないのはなぜでしょうかか?

それは「私だけは新しいものを食べても影響はない」という甘えではないでしょうか?
スーパーで牛乳を買う時に、奥の方から賞味期限がまだ来ない新しいものを取る人の感覚に似ているかもしれません。

でも、地球全体のことを考えるならばやはり古いものから消費していくべきですよね。
オズハーベストマーケットは、この二つの気持ちを両立できる素晴らしい理念で成り立っているスーパーマーケットです。

まだ行ったことはありませんが、オーストラリアに行く際にはぜひ立ち寄りたい場所です。

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