村上朝日堂

村上朝日堂
新潮社
村上春樹

読後の感想
 村上春樹が割とどうでもいいことについて、気楽に書き綴ったエッセイ。毛虫の話題から、ヴェトナム問題まで脱力で書かれています。

 著者の小説の印象とはまた違った側面が表れており、クスッと笑える文章が心地よいです。イラストが安西水丸なのも文体と調和しており、ヘタうまな様子が見事だと思いました。

 相変わらず読んでいると、美味いものが喰いたくなる文章でした。空腹時はオススメできません(笑)。

2007年10月総括

 mixiでの日記、書きたいときに書くようにしたら愚痴が多くなった。
後ろ向きな性格が表れる気がする。可。
体重計測まとめ(毎週月曜起床時計測)
10/08→10/15→10/22→10/29
体重
54.4kg→54.5kg→53.5kg→54.4kg
体脂肪率
16.4%→14.5%→14.2%→13.4%
ランニング効果アリ?

九月はずっとウォーキングをしていたが今月からちょっとだけ走り始めた。
iPod+Nikeの効果は絶大。形から入る人にはオススメです。
モチベーションが保てます。
余りにも遅いので書くのは少し恥ずかしいが、せっかくなので。
日付、走行距離、走行時間、1キロあたりのラップタイム
10/06,2.04km,11分57秒,5分50秒/km
10/10,2.07km,10分47秒,5分12秒/km
10/11,2.04km,10分57秒,5分21秒/km
10/15,2.09km,10分42秒,5分07秒/km
10/18,2.13km,10分49秒,5分03秒/km
10/20,2.18km,10分54秒,4分59秒/km
10/22,2.23km,11分09秒,4分59秒/km
10/25,2.27km,11分08秒,4分53秒/km
10/29,2.32km,12分17秒,5分17秒/km
10/31,2.37km,11分57秒,5分02秒/km
月合計
21.78km,1時間52分42秒,5分10秒/km
実はこっそり目標だった月あたり20キロ達成。優。めでたい。
最近は月曜日は固定でできるだけ週に二回走るようになった。
距離も一回当たり50メートルずつ伸ばしているので、
計算では年末には3キロくらいは走りたいなぁ。

 おすすめレビュー十本。目標達成。優。
内訳、文庫本三(前月比-2)、新書三(前月比±0)、単行本四(前月比+3)。
一冊選ぶとするなら『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』。

反省
 先々月目標に掲げた「なるべく毎日同じ時間帯に書く」について、月初めは意識していたのだが、途中から「別に書きたいときに書けばいいのでは」と思い始めて挫折。
まぁ、書く時間を固定してネットをする時間を一定にしようというのが本来の目的だったのであんまりこだわらなくてもいいかなと思う。
 ということで、目標自体を廃棄。
 料理ブームが来たせいなのか、料理のことばっかり書いてた。
みなさんのおかけで調味料が増えました。ありがとうございます。
今月買ったもの。
胡椒、オリーブオイル、砂糖、コンソメ、ごま油、焼きそばソース。
なかでも胡椒はいまとなっては必須アイテムになりました。
コメントって大事だなぁとしみじみ思いました。
自分もなるべく建設的な色んなコメントつけよう。
 運動しはじめたので体調がすこぶるよい。この調子で。
腹筋、数えてみたら31日中9日はサボってる(笑)。手抜きはだめだな。
 読書の目標達成はめでたいが、最後はやはり駆け足。
内容としては社会科学の新書も読めたのでおおむね達成。
D.カーネギーの『人を動かす』を一章ずつ寝る前に読んでるけど、予定では終わっているはずなんだけどなぁ。もう少し掛かりそう。

次月の目標
 ランニング、月25キロを目標にする。ペースは無理のない程度に。
一回に走る距離を少しずつ増やす。
 今月は、本は十冊を目標に。ペースを保ちながら。
内訳として、社会科学の新書を一冊、
『レバレッジ・リーディング』のP.162の「原理原則の本」から二冊読みたい。
 腹筋。
 この目標をパソコンの横に付箋で貼り付けておくこと。

豊橋鉄道市内線完乗

 先日季節外れの台風が襲来している中、空気を読まずに豊橋市までテクテク行ってきました。

 まだ電車に乗ろうという意識が希薄だった頃(ん?)、一度豊橋鉄道の市内線(いわゆる路面電車)には乗ったことがあったのですが、今回は再チャレンジ。
 豊橋鉄道は、豊橋駅前(駅名は「駅前」)を起点として、運動公園前まで行く路線と、途中、井原駅から赤岩口に分岐する路線があります。
 かつて乗ったのは、駅前から運動公園までのほうで、もう一方は乗っていませんでした。

 というわけで、今回の目的は、「赤岩口駅」から「井原駅」間の一区間、わずか700メートル。

 乗車時間三分ほどでした。運転手さんが「え?降りるの」という顔を一瞬されたのは気のせいでしょうか。

 帰りにあんまき買って帰りました。おいしかったです。おしまい。

教訓。電車は乗れるうちに全線乗っておこう。中途半端に乗ると後で大変。

体重計測

条件
一、毎週月曜日起床してすぐ計測
一、前週比、前月比を出せるように
一、できるだけ適切な理想値を決める

体脂肪率は、14%から20%。その他は未決。

体重 54.4kg (前週比+0.9kg)
BMI 19.9 (前週比+0.2ポイント)
体脂肪率 13.4% (前週比-0.8%)
基礎代謝 1387 (前週比+19ポイント)
骨格筋率 35.7% (前週比+0.3%)

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
梅田望夫

読後の感想
 インターネットが一般化してから起こった出来事が、リアル社会に与えた影響について書かれた良書。

 過去のネット上での事実としての出来事が、理由を踏まえて論理的に、そして当然の帰結であると書かれている。既に起こったことの原因を知るということは、これから起こる出来事をより正確に予測できるという意味で、非常に参考になる本でした。

 Wikipediaの記述など情報自体がやや古いところもありますが、本質は現在も同じであり、本質自体を捕らえることが目的なので、影響はほとんどないと思います。

 久しぶりに出会った素晴らしい本でした。

印象的なくだり
 アイデアの起案自身というのはほとんど評価されない。アイデアっていうのは当然、難しい問題を含むものだ。
 その問題を解決して、動く形にして初めて評価される。口だけの人はダメだな(P088)。
 ブログが社会現象として注目されるようになった理由は二つある。
 第一の理由は、「量が質に転化した」ということだ。
 第二の理由は、(中略)グーグルによって達成された検索エンジンの圧倒的進歩。もう一つは、ブログ周辺で生まれた自動編集技術である(P138)。

 「ニーズがあるのは、専門家そのもののスクリプトではなくて、それを伝えるスクリプトなわけで、単純にいえば、専門と一般を繋ぐブログということになる。」(P149)

 私たちが何かを知りたいと思ったとき、まず検索エンジンに向かうというライフスタイルは広く定着した。それによって、深い関心を共有する書き手と読み手が、検索エンジンに入力された「言葉の組み合わせ」を通して出会うことまでは可能となった。
 しかし考えてみれば、検索エンジンというのは、実に能動的なメディアである。問題意識、目的意識が明確な人にはいい。
このことについて知りたい。あのことについて調べたい。そういう欲求がある人にとって素晴らしい道具だ(P154)。

 リアル世界には地域経済格差が存在する。しかしアドセンス世界には地域経済格差がない。
 アドセンスの原資は、主に先進国企業が支払う広告費でできている。つまりドルやユーロでアドセンス経済圏はできあがっている。
よって、生活コストが安い英語圏の発展途上国の人々にとっては、生活コストの比して驚くほどの収入がアドセンスによってもたらされる。
 ネット世界で、あるトラフィックを集めて月に五〇〇ドルを稼げるとすれば、そのサイトを発展途上国の人が運営していても五〇〇ドル、先進国の人が運営していても五〇〇ドルである。
 ネット上に地域という概念は存在しないからだ。これは発展途上国の人にとって天恵とも言うべき仕組み。
 グーグルはこのことをもって、「世界をよりよき場所にする」とか「経済的格差の是正」を目標とすると標榜するわけだ(P160)。

 「実際ブログを書くという行為は、恐ろしい勢いで本人を成長させる。それはこの一年半の過程で身をもって実感した。(中略)ブログを通じて自分が学習した最大のことは、「自分がお金に変換できない情報やアイデアは、溜め込むよりも無料放出することで(無形の)大きな利益を得られる」ということに尽きると思う。」(P164)

知的生産の道具としてのブログ
(1)時系列順にカジュアルに記載でき容量に事実上限界がないこと、
(2)カテゴリー分類とキーワード検索ができること、
(3)手ぶらで動いていても(自分のPCを持ち歩かなくとも)インターネットへのアクセスさえあれば情報にたどりつけること、
(4)他者とその内容をシェアするのが容易であること
(5)他者との間で知的生産の創発的発展が期待できること(P166)。

 六次の隔たり(6 Degrees of Separation)という有名なアイデアがある。「地球上の任意の二人を選んだとき、その二人は、六人以内の人間関係(知己)で必ず結ばれている」というもの(P201)。

 ネットが悪や汚濁や危険に満ちた世界だからという理由でネットを忌避し、不特定多数の参加イコール衆愚だと考えて思考停止に陥ると、
これから起きる新しい事象を眺める目が曇り、本質を見失うことになる(P206)。